エアコン室外機の台が予想以上に劣化している !(完結)

錆が進んで、重たいエアコン室外機を載せることができなくなったラック

最初は、汚くなったカバーだけを交換する計画でしたが、フレームまで予想以上に劣化していました。もう、このフレームはあきらめて、エアコン室外機はコンクリートブロックに載せるだけにしようかとも思いました。

仮置きしている室外機です。しっかりしたコンクリートブロックの上に設置すれば、簡単に作業は済みます。しかし、それでは今までのように広い台を室外機の上に置くのは不可能です。安定が悪くなります。思い切ってラックを修理することにしました。

ラックの修理を始めます

フレームの横棒に使えそうな金属を保管している材料から探してきました。3本見つけました。写真にある棒3本のうち、一番上のは鉄製で錆がかなり進んでいます。真ん中のも鉄製ですが、程度は良好です。下のは幅が広いアルミ製の断面が「コ」の字をした棒です。フレームの間を横に渡す棒は腐食が進みやすいから、アルミ製を使いたいのですが、巾が広いうえに1個しかありません。2本必要です。しかし、頑張ってこのアルミの板を縦に切って、使うことにしました。

アルミ材の切断

早速作業台にセットしました。縦に切断するためには、シッカリと固定する必要があります。木の棒とクランプを使って固定できました。

固定が上手くできれば、アルミは柔らかいので割合スムーズに切断することができます。

二つに切断しました。

アルミパーツの仕上げ

切断したアルミ材の両端を切ったり曲げたりして、フレームに取り付けるための形状に加工します。

加工が終わりました。

ラックの塗装

アルミ材を取り付ける前に、フレームを塗装しました。まず、メタルプライマー(下地塗料)のスプレー缶をフレーム全体に吹きかけて、乾いてからグレーの塗料を筆塗りしました。メタルプライマーの効果は絶大で、グレーの水性塗料をフレームに綺麗に塗ることができました。

アルミパーツの取り付け

塗料を十分に乾かしてから、作成したアルミのパーツをフレームにビス止めしました。

2本のアルミパーツを取り付けました。

2本のフレームを、これもアルミの棒で固定します。

ラックが完成しました

再塗装したべニア板も上部に固定して、フレームのリニューアルができました。

室外機への取り付け

エアコンの室外機を完成したフレームに載せました。上部に設置したべニア板の台には、カバーを取り付けると、また雨水がカバーとべニア板の間に侵入して劣化を加速させそうなので、止めました。ラックが綺麗になり、思い切って作業して良かったです。ではまた。

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