玄関前のステンレス製手摺が腐食している

10年以上前に取り付けた手摺

玄関の階段横に取り付けた手摺です。両親の足が不自由になり階段を上がり降りするのに手摺が必要になったので、DIYして取り付けました。取り付ける材料を選ぶとき、取り付けた棒が錆びると取り換えるのが面倒だから、オールステンレスの棒を選んだつもりでした。安い物干し竿のように、鉄の棒に薄いステンレス板を巻いた物もあるので、ステンレスの棒を買う時に気を付けていたのですが、当時はオールステンレスかどうかの表示がされていませんでした。それなので、割と価格が高くてオールステンレスだろうと推測した品物を購入しました。

ところが手摺をよく見ると、ステンレスは表面だけで中身は鉄でした。鉄が錆びついて薄いステンレスが剥がれてきています。買った棒は「鉄の棒に薄いステンレスを巻いただけの物」だったのです。

錆びた手摺の交換

劣化してきた棒を交換するために取り外します。ネジを外しましたが、棒が錆びていて膨らんでいるから引き抜くことができません。

手摺の部品も外しました。

仕方なく、棒を自宅壁面に固定する部品3個も外しました。この3個の部品はオールステンレスなので、錆はありません。

ステンレスとはこういう物

自宅新築の後DIYで作った駐車場と入り口に設置したステンレス製の支柱とチェーンです。25年経過しても錆はありません。ピカピカに光っています。本来、ステンレス(錆びない)とはこういう材質の物を言うのです。10年ちょっとでボロボロと錆が出るような品物をステンレス製と言うのはおかしい!

たぶん私のような消費者がいっぱいいて苦情か多発したから、今では「オールステンレス」「ステンレス巻き」と区別して表示するようになりましたね。私の個人的な感想は、安いだけの「ステンレス巻き」は存在自体が迷惑だと考えます。

オールステンレスの棒を購入しました

手摺のために今回買い求めたのは「オールステンレス」の棒です。価格は「ステンレス巻き」の倍以上するけれど、錆びないのだから長い目で見たらお得です。 この続きは明日お届けします。

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