6月最後と7月初めの行事

夏越の大祓は毎年6月30日に開催

2024年の折り返し地点である6月30日(神社によって異なる場合も)は、神奈川県内各地の神社で夏越の大祓(なごしのおおはらえ)が行われます。 一年の前半を無事に過ごせたことに感謝しつつ、半年の罪や穢れをお祓いし、あと半年も清らかな気持ちで過ごせるようにと願う行事です。

私の地元 鴨居神社でも6月になると写真のような紙の「大祓人形」を氏子の家庭に配ります。この写真は男性の人形で、女性の人形はもっと袖が長いです。配られた人形に各自の姓名年齢を記し、息を3回かけて心身に撫で移して総代や世話人経由で神社に届けます。

6月30日の19時に私も含めた各町内の氏子総代が神社に集まり、社殿で祈りをささげた後、神社前の海岸で人形のお炊き上げをしました。 これは幸福と繁栄を迎えるための神事で、参加できてとっても光栄でした。 

7月1日は半夏生でした

半夏生(ハンゲショウ)とは、夏至(2024年は6月21日)から数えて11日目の7月2日頃から7月7日までの5日間のことです。昔から農家では「半夏生になるまでに田植えを終わらせるのが良い」とされており、大切な日になっています。

また現在では、「太陽黄経(太陽が天球上を通る経路(黄道)を等角に分割した座標)が100度を通過する日」を半夏生と定義しており、7月2日が多いものの、今年2024年の半夏生は2020年以来の7月1日(月)でした。

 半夏生の日には田植えを終えた稲や、畑の作物が「タコの足のようにしっかりと根を張って豊作になるように」 と願いを込めて、農家の人々が神様にタコをお供えしました。 これに由来して、半夏生の日にはタコを食べる習わしが生まれたそうです。 横須賀のスーパーでも生食用のたこやたこを使った料理が広告に載っていました。

そこで、我が家でもたこ飯弁当を2つ購入して妻と二人で食べました。たこ飯には天ぷらや煮物、鶏肉なども少しずつ添えられていて、とっても美味しかったです。皆さんの地元スーパーでも半夏生に関連した食材が売られていたことでしょうね。 ではまた

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