祭り衣装で活躍する巾着
巾着(きんちゃく)とは小物を入れる袋物の一つで、革,布,編物などでできた袋の口を紐で閉じる入れ物です。 祭礼の衣装にはポケットが無いので、ケータイや小銭入れなどの小物を入れるのに便利です。
神輿を担ぐときに使っていた巾着
私は町内の神輿を担ぐときには、毎年この紺色の巾着を使って小物入れにしていました。しかし、今年から氏子総代を拝命したので、焦げ茶色の袴に合う色の巾着を使いたいと思いました。しかし、なかなか茶色の巾着を見つけることができません。
見つけた「巾着にする小袋」です
茶色で肩がけの紐が付いた小物入れを見つけました。今年の祭礼には、この小物入れにケータイや小銭入れを入れて持ち歩きました。しかし、この小物入れは小さすぎてケータイを入れると上部のボタンを留めることができませんでした。
新しく「巾着のように使える小物入れ」を購入しました
巾着として使えそうな小物入れを購入しました。紺色ですが、大きさはケータイや小銭入れを入れるのにちょうど良いし、分けて入れられるようにファスナーがついています。
早速改造します
早速小物入れとして祭礼で使えるように、改良して仕上げる作業に取り掛かりました。 付いている肩がけのベルトを切り離して、白い紐を付けます。 ポンチで7mmの穴を開けました。
次に7mmのハトメを、開けた穴に取り付けます。
ハトメを取り付けました。この穴に白い紐を通すようにします。
ベルトは切断しました。
紐を通す前に焦げ茶色のスプレー塗料で着色しました。 塗料の密着具合が良くて、剥がれる心配は無さそうです。
完成しました
肩がけ用に白色の紐を付けました。 祭礼で使ってもおかしくない仕上がりです。
光の当たり方で、茶色でもずいぶん違って見えますが、こちらの色より少し濃い色が自然に近いです。 次の祭礼からはこの「巾着のような小物入れ」を使います、楽しみです。 ではまた
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