紙パック式の掃除機です

サイクロン式の掃除機より紙パック式のほうが吸引力が強いのですが、紙パックにゴミがたまると吸引力が落ちやすいため、ゴミがいっぱい溜まる前に交換しています。

この掃除機は19年使っていますが、紙パックを交換すると吸引力が回復して元気に働いてくれます。ただし、紙パックを交換しても排気が臭いので妻は買い換えたいようです。
蓋を開けて中を確認しました

掃除機内部に汚れが付着してしまい、排気に臭いがするのかもしれません。本体には紙パックの後ろと排気口に黒いフィルターが取り付けてありました。
壊すのを覚悟で分解してみます

掃除機を分解掃除した経験はありません。 しかし買い換えるつもりなので、壊すのを覚悟で分解して掃除できるのか試してみることにしました。 カバーの下にネジ穴があります。長いドライバーではカバーが邪魔になるので短いドライバーを使って外しました。

こちらのネジ穴は深いので、短いドライバーではネジまで届きません。長いドライバーで外せました。
本体上部をはずしました

本体の上部は4本のネジで固定されていました。上部を外すと中を確認することが出来ました。小さなボディにパーツがギッシリ詰まっています。

掃除機を動かした時に排気口から臭いがする原因を探りました。吸い込み口から排気口までの、空気が通る場所が原因と推定されます。後部排気口に付いているスポンジ製のフィルターはボティに接着されていて外せないので、バケツの中で丸洗いすることにします。コードを伸ばして、電子部品やモーターに水がかからないようにしました。

ジョウロでフィルターに水をかけて、ブラシで擦りながら塵やゴミを洗い流しました。

洗い流した後の洗面器には、黒くて細かい塵がいっぱい落ちていました。

紙パックの近くにセットされていた前側のフィルターは外せたので、水道でゴミを洗い流しました。

筒先はバケツに入れて洗ってから、絡みついているゴミをピンセットを使って取り去りました。

紙パックを取り外して、本体内側を見るとかなり汚れています。 アルコールウエットティッシュを使って拭き取ったら綺麗になりました。

ホースやパイプにも水を通してから、それぞれのパーツを日が当って乾燥しやすいように置きました。
ついでに外側の汚れも落としました

掃除機の外側には、掃除する時に家具などと擦れた時に付いたと思われる汚れが黒くついています。濡れた布で拭いても取れないので、シンナーを布に付けて拭きました。

汚れがすっかりなくなり、ピカピカになりました。

ボディの汚れも取れて、外見も綺麗になりました。 このあと掃除をしてみました。排気口から出ていた嫌な臭いが無くなっていました。 買い換えるつもりでしたが、ゴミを吸引する能力に劣化は見られないので、もう少し使い続けることにします。ではまた
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