石川、長野へ2泊3日のツーリング旅をしました(1)

早朝の湘南道路

久しぶりに泊りがけのツーリングをしました。目的地は石川県の金沢市と亡き親父の故郷である長野県の南箕輪村です。石川県は能登半島が地震と大雨の災害に遭ったので、少しでも応援したいと思いました。長野県では親戚の家に行ってご先祖様に線香をたむけたいのと、従兄に会うためです。　中央自動車道を通るルートが近道ですが、往復が同じルートでは面白くないので行きは名古屋経由にしました。　600㎞近く走るので、朝4時に起きて5時前に出発しました。湘南道路を走って箱根芦ノ湖のいつもの場所で朝食を食べて、沼津から東名高速に乗る計画です。夜明けが遅くなり、湘南道路の稲村ケ崎まで来てやっと空が明るくなってきました。遠くの江の島はまだライトが点いています。

金沢までのルートです。高速道路は東名と東海北陸道を使います。東海北陸道は金沢に近くなるとトンネルばかりで面白くないから、郡上八幡を通過したあたりで一般道に降りて景色を楽しみながら走る計画です。

箱根芦ノ湖に着きました。このルートは走り慣れているから、緊張することも無く清々しい自然の中で、ゆっくりコンビニ弁当を食べました。

計画通り沼津から東名高速に乗り、途中から新東名のルートにして名古屋の岡崎サービスエリアで休憩しました。この時間の高速は交通量が多いものの、渋滞することも無く最高速度120㎞の道を楽しみながら走りました。　NT1100はクルーズコントロールが50㎞~160㎞の範囲で設定できます。　フルカウルのウインドプロテクション効果もあって、120㎞＋αで走行中でも右手を離してのラクチンポジションがとれました。

昼食は人気の鶏肉を使った定食にしました

東海北陸道に入り、郡上八幡を過ぎたサービスエリアで昼食にしました。　岐阜県では鶏肉のけいちゃん丼が有名とのことなので、食べてみました。美味しい鶏肉がたっぷり入っていてまんぷくになりました。周囲の客もけいちゃん丼が多かったです。

昼食後、金沢の到着時間を高速利用と一般道利用の比較しながら、16時にはホテルに着ける場所まで高速を使い、その後一般道に下りました。高速では見ることが出来ない山や川、民家を見ながら自然の中をコーナリングも楽しみながら走れました。

周囲の山は紅葉が始まっていました。合掌造りの民家で有名な白川郷へ行く道は、ご覧のように4輪で渋滞していました。白川郷へ寄りたいのですが金沢に到着後は日没前に名所の写真撮影をしたいので、先を急ぎました。

金沢に到着しました

ホテルには予定通り、4時に到着しました。駅に近い場所にあり、立地条件と料金で決めました。

ホテルに到着後は防寒のため厚着していた服を脱いで、歩いて金沢駅に向かいました。名所の一つ「鼓門」を日没前に撮影できました。

こちらは夜になって再び金沢駅に行って撮影した鼓門です。ライトアップされて昼間とは感じが変わっていました。　こちらも綺麗ですね。違う景色を見ることが出来て良かったです。

鼓門の説明文です。

もうひとつ、金沢駅の隠れた名所になっているのがこの「やかん」です。金沢駅東口にあり、「やかん体、転倒する。」というタイトルが付けられています。2006年に金沢市が行った「金沢・まちなか彫刻作品・国際コンペティション2006」で最優秀作品を獲得した作品で、お茶の間で使われるやかんが街中に登場するという面白さを狙った作品だそうです。

金沢駅東口での待ち合わせは「やかん前」にしたほうが、大きな鼓門で会うのより待ち人が見つけやすいのだそうです。

駅構内の観光案内所ウインドウには、地元力士の大きなパネルが掲示していました。現在大相撲九州場所が福岡で開催されていますね。石川県出身の力士さんの健闘が期待されています。

こちらの人形は石川県の観光PRキャラクターの「ひゃくまんさん」です。先日東京駅近くの石川県のアンテナショップを訪れた時も小型の物が飾ってありました。「ひゃくまんさん」の体には和菓子、紅葉、加賀てまりなど石川県の名産や観光地などが描かれているそうです。

ツーリング一日目は早朝から夕方まで走り、金沢到着後も観光名所の写真撮影と土産の購入で歩き回ってかなり疲れました。　その後の夕食は金沢の「旨いもの」が食べたいので駅構内や周辺を歩いて探しましたが、入りたい店の前には順番待ちの客があふれています。　順番待ちをする元気が無くなってしまったので、目についた中華弁当を買ってホテルの部屋で食べました。　この弁当を買ってから金沢の食材が使われた和食弁当を発見してしまい、ちょっと後悔しましたが缶ビールと持参の焼酎を飲みながら美味しく頂きました。