金沢出発の朝です
バイクのカバーやタイヤロックを外して、出発準備をしました。屋内なので、安心して一晩中の駐車がきました。
自宅から金沢までの距離
名古屋を経由して金沢に来たので600㎞近く走りました。天候が良くて渋滞に遭わなかったから楽しい走りが出来ました。CB1300SBに乗っていた時のツーリング時の燃費は19㎞/ℓだったので、この燃費も嬉しいです。
バイキングの朝食です
朝6時半からバイキングの朝食でした。5時半に起床して、荷物をまとめてバイクの準備をしました。朝食後に洗面が済んだら出発できる状態です。
盛りだくさんのおかずと野菜をたっぷり頂きました。美味しかったです。最後にコーヒーを頂いて、席を立ちました。
長野へ向かいます
金沢駅前の大通りです。まだ休日の8時前なので、交通量は少なめです。
一般道を走って長野へ向かいます
金沢から長野への道路は、トンネルばかりの高速道路ではなく、山や川を見ながらの一般道を走ることにしました。 距離も260㎞くらいだから、昨日走った距離の半分以下です。道路標識左側に書かれている「南栃(なんと)」へ国道304号線を通って向かいます。
グーグルマップで金沢から長野へのルートを表示しました。途中は乗鞍岳と上高地の間にある安房峠(あぼうとおげ)を抜けるルートです。
金沢を出てしばらくすると、のんびりした農村の風景が広がっていました。畑や田んぼの中に点在する住居は黒い瓦の大きな家が多かったです。蔵もあって立派ですね。
神二(じんに)ダム
南砺市を過ぎてしばらく走ると、神二ダム(じんにダム、別称:神通川第二ダム)に着きました。富山県富山市を流れる一級河川の神通川に建設されたダムです。 対岸に発電所が設置されています。
トイレが設置されている駐車場にバイクを停めて、しばらく休憩しました。ホテルで沸かしたお湯をステンレスポットに入れて持ってきたから、ドリップコーヒーを飲みました。空気が澄んでいて、ダムの放流音を聞きながら飲むコーヒーは格別です。
神二ダムからしばらく走ると看板に目が留まりました。「スーパーカミオカンデ」と言えば 神奈川県立横須賀中学校(現・神奈川県立横須賀高等学校)卒業生でノーベル物理学賞を受賞された小柴昌俊先生が思い浮かびます。ノーベル賞を受賞されて横須賀に凱旋された時に、小柴昌俊先生の講演を私も聞きました。その後娘が県立横須賀高等学校に入学して先生の後輩になったのも嬉しかったです。 旅の途中でしたが、寄ってみることにしました。
岐阜県飛騨市神岡町内には、小柴昌俊先生が研究されている「スーパーカミオカンデ」など、東京大学や東北大学の宇宙物理学研究の世界最先端施設が所在しているそうです。 この世界最先端の施設を見学したい!という声が多く寄せられていたそうです。 最先端の研究施設への見学は年にごく数回と限られてることもあり、東京大学宇宙線研究所と東北大学の監修のもと、その研究内容に触れたり体験できる施設として建設したのが「ひだ宇宙科学館 カミオカラボ」だそうです。子供の自由研究には、最適の施設かもしれませんね。
長野に向かう途中の木々は紅葉が始まっていました。一般道を選んで正解でした。
国道158号標高が高くなり紅葉の色づきが良くなったなあと、景色に見とれながら走っていると、「安房峠(あぼうとうげ)冬期通行止め」の看板を数回確認しました。しかし、「まだ11月初旬だから通行止めは12月からかな」と気楽な気持ちで走っていると、突然行き止まりになりました。 冬期閉鎖・全面通行止の掲示板の奥には柵がしてあって、バイクでもすり抜けは無理です。 安房峠は、岐阜県高山市 と長野県松本市(旧南安曇郡安曇村)の間にある峠で標高は1,790 mです。国道158号がこの県境の峠を通っているのです。 これは困りました。
当初2に分けてこのツーリングをレポートする予定でしたが、紹介する記事や写真が多いので、3回に分けます。今回はここまでといたします。ではまた
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