長野への峠道が通行止めでした
富山から長野へ続く国道158号線の標高が高くなり、鮮やかな紅葉に見とれながら走っていると、途中で「安房峠(あぼうとうげ)冬期通行止め」の看板を数回確認しました。 しかし、「通行止めは12月からかな」と気楽な気持ちで走っていると、突然行き止まりになりました。 冬期閉鎖・全面通行止の掲示板の奥には柵がしてあって、バイクでもすり抜けは無理です。
迂回の道を探しました
長野の従兄弟に電話して状況を伝えました。安房峠の近くに高速道路は通っていないから、別の一般道に迂回するしかありません。従兄弟と電話で検討した結果、高山まで戻って国道361号線を走って南箕輪村へ向かうのが一番早いということになりました。
反転して高山を目指しました。
安房峠から30㎞以上走って高山市に近づき、迂回路の国道361号の道路標識を見つけました。左折して国道361号に乗って木曽・高根方面を目指せば、目的地の伊那市を通って南箕輪村にたどり着けます。
国道ですが、4輪がすれ違うのに苦労するような山道を通ります。標高が高くなると木々が紅葉して鮮やかでした。
親戚の家(本家)に到着しました
急いだかいがあり、計画していた16時に本家に到着しました。 電話で話していた従兄弟も軽トラックで駆けつけてくれました。お墓参りをする時間が無いので、仏壇に線香をたむけて、手を合わせました。本家の従兄弟ご夫婦と4人で久しぶりの近況報告に話が弾みました。 まだまだ話していたいところですが、ホテルのチェックインが5時を予定しているから、5時10分前に本家を出発してホテルへ向かいました。
伊那市は本家のある南箕輪村の隣です。伊那市駅の近くに予約した「エビスホテル」があり、予定時間にチェックインができました。
今日は一般道ばかりを約300㎞走りました。途中で通行止めのアクシデントがありましたが、行動計画にゆとりがあったから問題なくホテルに到着できました。
従兄弟がホテル近くの食堂で夕食をご馳走してくれました。
「田村食堂」という長野名物ソースカツ丼とローメンの両方を食べられる、地元で人気の食堂だそうです。
私はソースかつ丼を頂きました。肉厚な豚カツは、ジューシーでとってもやわらかでした。生ビールも注文して、つまみには野菜炒めを頂きました。
従兄弟は蒸した太めの中華麺にお肉と炒め野菜を加えた「ローメン」と呼ばれるソウルフードを注文しました。卓上のソースを好みで継ぎ足したり、酢を入れたりしても美味しいそうです。 そしてお土産に立派なりんごと地元の亀饅頭を頂きました。りんごも饅頭もとっても美味しかったです。
帰路は中央高速で
3日目は長野から中央高速を走って横須賀を目指すことにしました。中央高速は道路のリニューアル工事をしていて、通行する時間を考えないと渋滞に遭遇します。しかし、今回は午前中の早い時間に走るので大丈夫だと考えました。
長野から自宅までの経路です。中央自動車道を走り、八王子JCTで圏央道に入り、海老名JCTで東名高速に入ります。東名高速を横浜町田ICで降りて国道16号に進みその後横浜横須賀道路を使って横須賀へ向かいます。
中央高速は工事中
中央道は事前に確認した通り、工事をしていました。
途中から片側2車線あったのが、右側(追い越し車線)1車線に誘導されました。
その後下り車線を使って対面通行になりました。しかし交通量が少ないため快適に走れました。 バイクにはクルーズコントロールが装備されていて、これが思った以上に快適です。
渋滞に遭遇することなく横浜まで来ましたが、ここで予想外の雨に見舞われました。しかし、高速道路を走行していることから、雨衣を着るタイミングがありません。NT1100はフルカウリングで雨を防いでくれました。手袋や上着の腕の部分が濡れましたが、横須賀に着くころには止んでいたからずぶぬれになることは無く帰宅できました。
今回の走行距離です。3日間で1144.5㎞走り、燃費は22.3㎞/ℓでした。 20代の時は3日間で2000㎞以上走破したこともありましたが、現在の私ではこのくらいが安全で快適なツーリングができる距離だと思います。
お土産は数が多くなったので、一部は金沢から宅急便で送りました。どれも妻に好評で良かったです。 ではまた
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