勝手口外のコンクリートひび割れがこれ以上拡がらない対策をしました

東日本大震災でひびが入ったコンクリートです

1階勝手口の外にあるコンクリート製の足場です。ここから出入りすることはほとんどありませんが、東日本大震災後にひびが入り表面も汚れています。 このまま放置すると劣化が進んで補修が大変になるので、今のうちに手を打つことにします。

ジックリ観察してみました。 端から端までのひび割れが2本確認できます。コンクリートは頑丈ですが、ひび割れすると雨水やゴミの影響で急速に劣化が進みます。まだこれくらいのひび割れならシーラントを塗りこんでおけば、これ以上の劣化をくい止められそうです。

泡ハイターで汚れを落としてみました

表面がかなり汚いので、泡ハイターでコケ類や汚れを落とそうと考えました。水を撒いて濡らしてから全面に泡ハイターを吹き掛けました。しばらくして状態を確認しましたが、期待したほどの効果はありませんでした。

ワイヤーブラシを使うのが一番綺麗になりました

いろいろ試してみた結果、一番効果的なのはワイヤーブラシで擦ることでした。汚れやコケが気持ちよく取り除かれていきます。

根気よく全体をワイヤーブラシで擦りました。綺麗になりました。

天気が良かったので、一日置いたらシッカリ乾燥しました。

補修をします

もう一日乾かしてから作業を始めました。自宅との境界にも隙間が空いていたので、ビニールテープと養生テープデマスキングしました。

グレーのシリコーンシーラントを自宅との境界にできた隙間を埋めるように塗りました。

塗った後はヘラで整えます。

ひび割れにもシーラントを塗りこむので、養生テープをマスキングに使いました。ヒビに沿ってカッターナイフで切り目を入れました。

シーラントをひび割れに押し込むように塗りこんで、ヘラで均等にならしました。

シーラントが乾く前にマスキングを外します。

シーラントを全てのひび割れに塗りこみました。

下塗りをします

塗装をする前に、コンクリートと塗料を密着させるため、下塗りをします。

下塗りシーラーを全体に塗装しました。

下塗りが終わりました。

塗装します

塗装は油性のナイトグレー色を使いました。

塗装が終わりました。しかし、ナイトグレーというより、ライトブルーに近い色になつてしまいました。周辺のグレーと比べて違和感があります。

そこで、乾いてからグレーのスプレーで表面を塗装しました。やっと、納得できる色になりました。 これで、これ以上の劣化を防げます。 新築から30年近くが経過したので、あちこちが傷むのは仕方ないですね。マメに手入れすれば、劣化が大きく進んでしまって大金を投じないと直せなくなる前に自分で対処できますね。 ではまた

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