
庭の隅に置いているプラスチック製のコンテナです。親父が生前購入して庭木や鉢植えの盆栽の手入れに使う道具や肥料などを入れていました。現在は私がDIYで使ったコンクリートや砂の残り、腐葉土などを入れています。 購入から何十年も経過したので、全体がかなり汚れています。 そして最近、蓋の上部がヒビ割れているのを発見しました。もう交換しかないと思い、妻に新しいコンテナの購入費用を打診しました。

しかし、蓋の裏を見るとシッカリ格子状の補強がされていました。薄っぺらい蓋と違い、これだけシッカリ作り込まれている蓋なら、ヒビが入った上部に覆いをすればまだまだ使えそうと思いました。

コンテナを良く調べてみました。コンテナの後ろについている蝶番も傷んでいます。

蝶番は紫外線の影響で蓋に付いているパーツが特に劣化していて、一部にはひびが入り蓋から外れそうになっています。これではひび割れた蓋の上に覆いを被せるだけでは、長持ちしないと感じました。 しかし、廃棄するのではなく蝶番も含めて再生させる意欲が湧いてきました。 失敗してもどうせ廃棄を考えたコンテナなので、気軽な気持ちでトライできます。 お金をかけず、自宅にある物で再生作業に取り掛かります。

かなり汚れているので、洗浄から始めました。

表面の汚れは、水をかけながらタワシで擦りました。かなり手ごわい汚れです。

だいぶ汚れを落とすことが出来ました。それでも表面の汚れが目立つので、ワイヤーブラシや荒目の紙やすりを使って落としました。

表面の劣化を防ぐため、シルバーのスプレー塗料で塗装しました。

蓋を覆う鉄板は、1年半前に冷蔵庫を分解処分した時に取り出した鉄板を使います。

かなり大きな鉄板が冷蔵庫から取れました。ブリキ板より厚みがあってシッカリした鉄板です。

蓋を覆う鉄板の一部を使って蝶番のパーツにします。本体のパーツに巻き込むようにするので、そのためにはどのくらいの長さが必要なのか厚紙を使って計測しました。4㎝の長さが必要なことが判りました。

蝶番に使う部分を鉄板に作図しました。

蝶番3個分のパーツを鉄板から切り出しました。

コンテナ本体に蝶番のパーツを差し込んでみました。ピッタリ合います。この鉄板はブリキ版より厚みがあって硬いので、差し込んだパーツを折り曲げれば蝶番が完成します。 今回のブログはここまでとします。次回は完成までのブログを投稿します。ではまた
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