戦車模型作りを再開しました(5)

3月4日に投稿してからも引き続き少しずつ作っていたタミヤの1/35スケール ドイツ レオパルト2A6戦車ウクライナ軍仕様です。 ここ数か月はガレージ屋根のポリカーボネート波板が10年で劣化してガルバリウム波板に葺き換えたり、山口県下関での同期会・50年後輩の入隊式参列にも無事にバイクで行ってきて、やっと落ち着いて模型作りをする環境になりました。地元鴨居神社の氏子総代をしているので、7月になると7月26日~27日に行われる祭礼やその準備で忙しくなるので、それまでに完成させます。前回は車体側面の迷彩塗装と車体上部にNatoブラウンの吹き付け塗装までを投稿しました。

忠実な迷彩塗装にチャレンジ

今回は凹凸が多い車体上部にNatoブラウンより塗装面が多いNatoブラックの塗装から再開します。一番大変な場所の塗装ですが迷彩パターンを忠実に再現したいので、設計図の塗装解説を1/35スケールに拡大コピーしたイラストの上に薄いファイルシートを置いて、Natoブラックの迷彩パターンを写し取ります。

 Natoブラックの迷彩パターンを薄いファイルシートに写し取りました。

裏側に両面テープを貼りました。この後、Natoブラックで塗装する面を切り抜きました。

戦車のボディーにファイルシートを貼り付けました。

砲塔の細かいパーツの取り付けを先にやります

砲塔も同じようにファイルシートを使って迷彩塗装します。作業手順を検討してみたら、塗装前に細かいパーツを取り付けておいた方が仕上がりが良さそうです。

手すりのようなパーツを砲塔に接着しました。

砲塔も迷彩塗装を始めました。

車体はNatoブラックとNatoブラウン、砲塔はNatoブラウンの迷彩塗装をしました。だいぶ形になってきたので、製作する意欲が強くなりました。 しかし、ここで完成を急ぐと、仕上げが雑になるからじっくり腰を据えて続けます。

プラモデル塗料の変遷

私は60年近く模型を作っているので、ここで模型塗料の話をします。上の3つは私が保有している模型用塗料です。左が50年以上前に購入した「レベル」・真ん中が容器は同じですが「グンゼ」になり、現在は右の「ミスター・カラー」になりました。この3つの塗料は同じ性質なので混ぜて使えます。3つとも今でも使っています。

キャップのデザインも変わってきました。

いずれも「グンゼ産業株式会社」が取り扱っています。

レベルは1943年に設立されたアメリカの模型メーカーで、1964年からはグンゼ産業株式会社が日本での提携企業となりました。 プラモデルの組み立て説明書、パーケージとも日本語表示であり、プラモデル専用の塗料も独自に開発して、レベルカラーの名称で販売していたのです。 まだタミヤが塗料を販売していなかったこともあり、私はレベルカラーで模型の塗装をしていました。 しかし残念なことにレベルは2018年に倒産してしました。 その後もグンゼが提携企業となり、現在はGSIクレオスとして塗料を販売しています。 

50年以上前の塗料でもシッカリ管理しているので、まったく問題なく使えます。昔の塗料はたっぷりの容量があり、大型の模型でも1個の塗料で塗装が出来ましたね。

私が所有しているモデルアート紙の1970年4月号の中の広告です。55年前の当時、レベル・ハセガワ・モデルアートの3社が組んで模型コンテストをしていたんですね。時代は変わりました。 ではまた

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