ガレージドアを施錠する「掛金の受座」の不具合を解消します

上の写真が掛金です。 南京錠などを使ってドアを施錠するためのパーツなので、あちこちで見かけると思います。 構成部品は「丸かん」と「受座」で、つまみ易く機能的な構造です。 

DIYで作ったバイクガレージの庭側の扉の施錠も、掛金を取り付けて不在時や夜間には施錠しています。

施錠した時のガレージドアです。

ガレージを使用している時は、掛金受座丸かんの反対側に開いた状態にしておきます。

ところが、海から強風が吹くと、受座がバタついて写真のように丸かん側に動いてしまうことが度々あります。 ガレージ内で作業中にこのような状態になると、ドアを内側から開けようとしても、丸かんが外れずに開かなくなってしまいます。 仕方なく駐車場側の扉から自宅玄関に入り、庭を通って開錠することになります。

風の力で不用意に受座が動かないように工夫をしようと思いました。 考えたのが磁石を使って動かなくすることです。 受座は磁石に付きますが弱いので、強力な磁石を用意しました。この強力な丸い磁石を丸かんとは反対の位置に取り付けます。

磁石の固定方法には、鉄板を使います。 この鉄板に磁石は強力に貼り付きました。

鉄板を切断しました。

鉄板を掛金に取り付けているベニア板に付けようと思いました。しかしそれでは、磁石が出っ張ってしまいます。

そこでベニア板をカットして磁石を埋め込み、ベニア板から出っ張らないようにします。

ベニア板を取り外しました。ベニア板はステンレスのネジで固定しているので簡単に外せました。

鉄板を壁に貼り付けます。

貼り付けた鉄板の上に磁石を付ける部分をカットしたベニア板を取り付けました。その後、白色の塗料で塗装しました。

磁石を鉄板に貼り付けて完成しました。磁石と鉄板の貼り付きが強いので、掛金受座に磁石がくっついて取れてしまうことは無く、適度に貼り付いてくれます。これで、強風が吹いても不用意にドアが開かなくなる不具合が解消されました。ではまた

Pocket
LINEで送る
Facebook にシェア

コメント