松の剪定

2か月半前の4月中旬に撮影した庭の松の木です。松の新芽のことを「みどり」と言うそうです。我が家の松は「みどり」が長く伸びました。これを放置していると「みどり」が「小枝」に成長して剪定が大変になるので、その前にカットします。

剪定後の松の木です。みどりは一部を残してカットしました。密集している小枝もカットしたので、かなりスッキリしました。

カットした葉や枝で70ℓのゴミ袋がいっぱいになりました。

こちらが現在の松です。残したみどりから、新しい葉が生えて新緑になりました。元気一杯の松の木です。
我が庭で一番好きだった庭木です

こちらは数年前に撮影した庭木です。庭木や盆栽が大好きだった親父が管理していたので、私は木の名前も知りませんが立派な木でした。庭木の手入れはほとんどしませんが、この木は電動のヘッジトリマーで葉の形を整えていました。

私は木や花にあまり関心がありませんが、水だけは欠かさずにあげていました。しかし、この木だけがてっぺんから徐々に枯れました。

何とか新芽が出ないかなと願っていましたが、最後まで緑色だった葉も茶色になってしまいました。

とうとう全ての枝を切り落としました。幹は太くて切り取るのが大変そうです。

しかし、いざ切り始めると、意外に簡単に作業が終わりました。我が家の土地は丘を削って宅地造成した場所なので、庭は土の部分が薄くてスコップで少し掘ると岩盤に当たります。庭木も地中には根を伸ばせず、横に根を広げたのでその根を1本ずつカットしたら、幹が簡単に倒れたのです。 あんなに立派だった庭木なのに、何が原因なのか判りませんが、最後は見る影も無くなってしまいました。
私は栄枯盛衰という言葉を思い出しました。 栄枯盛衰とは、特に人の世界で栄える一族や組織があれば、衰えることもあるということですが、我が家の庭木にも栄枯盛衰があるなと感じました。
ノウゼンカヅラ

こちらは昨年12月の「ノウゼンカヅラ」です。切り倒した庭木と違い、冬の間だけ枯れたように落葉しているだけです。

現在の「ノウゼンカヅラ」です。葉が生茂っていっぱい花が咲きました。こちらはとっても元気です。庭木も趣味にすれば、いろいろと育てるためのノウハウが習得できるのでしょうね。私はバイクや模型工作、そしてDIYが趣味でこれ以上手を広げられないので、取りあえず水やり(やり過ぎると根腐れするそうですが)だけを欠かさずにやって、あとは自然に任せています。 松だけは放っておくと枝が密集してとんでもないことになるから、仕方なく剪定をやっています。 ではまた
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