今年も「おもちゃの王様」の歴代王様賞受賞者作品展に出品します

現在「おもちゃの王様」に展示中の帆船です

横須賀の老舗模型店「おもちゃの王様」では、私が子供の頃から先代の店主が毎年模型コンテストを開催していました。先代の娘さんの2代目店長も模型コンテストを続けてこられましたが、コロナ以降中断となっています。その代わり「プラモデルコンクール歴代王様賞受賞者作品展」という企画を毎年されています。私も学生の頃「王様賞」を受賞してこの企画に賛同し、毎年作品を出展しています。現在展示されているのはフランスの帆船「ラ・クローネ」です。

また、次回企画展への出展依頼が届きました

「おもちゃの王様」の店主から、今年8月15日から展示予定の第5回企画展への出展を依頼する手紙を頂きました。私の作ったプラモデルを皆さんに見ていただける幸せな企画展で、毎回出典させて頂いています。前回までは帆船を出展しましたが、今回は戦車を出展するつもりです。

最近完成したドイツ レオパルド2A6戦車ウクライナ軍仕様です

私のブログを頻繁にチェックされている方ならすぐに判って頂いたと思います。去年の夏におもちゃの王様で購入して、1年近くかけて完成したタミヤ模型の1/35スケール ドイツ レオパルド2A6戦車ウクライナ軍仕様です。 日々の暮らしで忙しい事も多く、途中で作る作業を何度も中断しながらも、少しずつ形にしてやっと完成しました。 そして展示にはもう一台の戦車を一緒に並べる計画です。

同じタミヤ模型の1/35スケール ナチスドイツのタイガー1型戦車です

こちらの戦車は私がまだ中学生だった55年前に作りました。

1970年に新発売された時の広告です

私が作った55年前のタイガー戦車プラモデル関連の記事をネットで検索しましたが、見当たりませんでした。古すぎたのかもしれません。そこで私が保管している当時の模型雑誌を調べていたら、この広告を見つけました。 この広告は模型専門誌モデルアートの1970年4月号の表紙裏に掲載されていました。モーターを搭載して走らせることが出来ると説明されています。 モーターと乾電池で走らせて遊ぶ戦車模型から、細部まて精密に再現して、飾って楽しむ模型への過渡期だったんですね。

これが模型専門誌モデルアートの1970年4月号の表紙です。表紙の戦車はニチモの1/30スケール ナチスドイツの4号戦車ですね。 ちなみにタイガー戦車は6号戦車です。当然5号戦車もあって、パンサー戦車とも呼ばれています。中学生当時の私はドイツ戦車に夢中でした。

2台の戦車を並べて展示してもらいます

戦車2台を並べて展示できる飾り台を探しました。展示して頂くショウケースのサイズを考慮すると、この板がちょうど良さそうです。この2台の戦車を見比べればドイツ戦車の進歩が判るだけでなく、タミヤの模型作りの進歩、それに私の模型作りの55年間の進化など、いろいろと対比できるから面白いかなと思って並べました。

飾り台も見栄え良くします

飾り台にする板を塗装しました。

台をツートンカラーにしてみました。

台に白い砂と芝生のパーツを取り付けて、良い感じになりました。 小さなカードに戦車の性能諸元を記入して、対比できるようにしました。 

ちなみにタイガー戦車は重量57㎏・エンジン出力700馬力・最高速度40㎞(整地)20~25㎞(不整地)・主砲88㎜、レオパルド2A6戦車は重量59.7㎏・エンジン出力1500馬力・最高速度72㎞・主砲120㎜です。 第二次世界大戦中タイガー戦車は1台でアメリカのM4シャーマン戦車4台と互角に戦えるくらい高性能でしたが、現代のレオパルド2A6戦車が如何に高性能かが判ります。

55年前に発売されたのはタイガー1型戦車の前期型でした。模型を購入してから、後期型へ改造するためにパーツを購入したり、車体側面にはセメントコーティングと呼ばれる被弾対策をパテで再現したことなど、製作過程の説明も添えました。 8月1日に作品を搬入する予定です。見てくれた人の感想を店主からお聞きするのが、今から楽しみにしています。 ではまた

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