自宅にあるビデオカメラ
我が家のビデオカメラです。子供が小さい時は、旅行や学校での行事、習い事の発表会などに活躍しました。しかし、今ではバッテリーパックがダメになったし、デジカメやスマホでも動画が取れるから活躍の場を無くしています。
もうすぐ動かなくなるだろうな! そういえば、働いている時は忙しくてこのカメラで撮影した映像を編集したり、DVDなどの他の媒体にダビングしていない。ということは、ビデオカメラが壊れたら、子供が小さい時撮影した映像が見られなくなる!
ということで、このカメラが壊れる前に、映像を再生してダビングすることにしました。
自宅にしまっておいたビデオテープ
我が家にあるビデオテープをかき集めてみました。すると、3種類のテープがあることに気が付きました。一番でかいVHSのビデオテープは、まだデッキが動いているから、ダビング防止機能がついたミュージックビデオ以外ならDVDへダビングできます。
一番小さい「MiniDV」(デジタルビデオカセット)も、最初に紹介した「古いビデオカメラ」で再生できます。しかし「VHS C」は再生するビデオカメラ、デッキ、アダプターなどがとっくの昔に消滅しています。 「VHS C」 のテープの再生から考えることにしました。
「VHS C」 テープです。結構な数がありました。 インターネットでアダプターを検索してみました。アダプター本体は「 VHS」のサイズで、この 「VHS C」 テープをその中に入れれば、 「 VHSデッキ」で再生できるものです。しかしインターネットで販売されているアダプターはどれも5000円~1万前後します。 DVDなどにコピーしてくれる業者もありますが、どれが大切なテープか再生してみないと判らないし、自分でなんとかしたいなぁ!
「VHS C」 テープ をどうやって再生しようか!?
空のテープを分解してみました。どちらもテープはVHSだから、テープの幅も一緒です。それなら、 「VHS C」 テープ を 「 VHS」 カセットに巻き取って移せば問題なく再生できるはずです。
まず、VHSのテープを引き出して、VHS Cのテープを格納するスペースを作りました。
テープを繋ぎ合わせて巻き取る
次にテープを繋ぎ合わせます。どうやったら確実に繋げるかを考えました。その結果生みだしたのが、上の写真です。赤色のテープは粘着力を弱くしたビニールテープです。この上に二つのテープを置いて、その上からセロハンテープで繋ぎ合わせます。セロハンテープの方が粘着力が強いから、二つのテープを繋げたら、簡単に赤色ビニールテープから剥がせます。
繋ぎ合わせたテープです。綺麗に結合したでしょう!
後は、VHS CのテープをVHSカセットに巻き取ります。最初は手で巻き取りました。1つの VHS CのテープをVHSカセットに 巻き取れたので、カセットに蓋をしてデッキで再生してみました。バッチリ再生できました。
大量のテープを効率よく巻き取る工夫
私の目論見が上手くいったので、全部の VHS CのテープをVHSカセットに巻き取ることにしました。
要領が解ってくると手で巻き取るのが面倒になり、写真のように、電動ドライバー用の小さい砥石に赤いビニールテープを付けて簡単な「巻き取りローラー」を作り、これで巻き取りました。効率がすごく上がりました。
VHSカセットは2時間録画で、 VHS Cは30分録画が標準だから、 VHS C 4本分を VHSカセットに巻き取りました。
作業が終わり、再生、DVDへのダビング
巻き取りが完了したら、 VHSカセット のふたを閉めて、5本のビスで固定して作業が終わりました。 VHS デッキでシッカリ再生できたので、無事にDVDへダビングしました。妻は子供が小さい時の映像を見て、とっても喜んでくれました。経費もかからずに、DIYが大成功です。次はビデオカメラが壊れる前にMiniDVテープのダビングをするつもりです。またね
横須賀の風景
横須賀公園墓地の昨日の風景です。だいぶ紅葉してきて、散歩するのにも良い季節です。
横須賀美術館の屋上では、なにやらライトアップの作業をしていました。
なんだか、素敵なイルミネーションが出来上がりそうですね。
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