大型バイク(CB1300SB)のエンジンオイル交換

オイル交換の準備

先日、オフロードバイクのエンジンオイル交換をしましたが、今度は大型バイクのオイル交換をしました。少し走ってオイルの粘性を下げてからの方が、オイルの排出がスムーズにできます。ただし、エンジン周りは過熱しているので、火傷に注意です。

手順はオフロードバイクのオイル交換と変わりがありません。ただし、オフロードバイクのオイルは1.3リットルでしたが、今回は3倍の3.8~4リットルのオイルを交換します。廃油を入れるトレイ、新品オイル、工具、エンジン下部の作業用にマットがあると便利です。

ドレンボルトを外します。

ドレンボルトは大型バイクの方が大きいです。17mmのメガネレンチかソケットレンチでボルトを外します。

ソケットレンチで緩めました。

ある程度緩めたら、廃油を入れるトレイをドレンボルトの真下に置いて、手にはビニール手袋をはめてドレンボルトを外します。手袋をすれば、直接熱いオイルに触れる心配が無いし、手が汚れません。

古いオイルの排出作業

昨年12月に交換してから走行距離は2000kmですが、かなり汚れています。

ある程度オイルを排出したら、バイクにまたがって傾けるとまだ出てきます。オフロードバイクでは、軽いから片手でバイクを傾けられるけれど、大型バイクは重いので、またがって両足に力を入れないと、安全に傾けられません。この時ドレンの排出状況は、またがったままでは真下が見えないので、鏡を横に置いて確認しています。

新しいオイルの注油

私のオイルジョッキは2リッターなので、2回に分けて入れています。

注入口は大きいから、作業が楽です。

3.9リットル入れたら、規定のオイルレベルになりました。

整備履歴表への記入

ガレージに掲示してある整備履歴表に記入します。ガレージの目につく場所に履歴表を掲示しておくと、バイクの状態を常に把握できます。あとは、廃油を処理して、作業を完了しました。またね

白バイ 昔と今の比較

白バイの模型です。左が昔の白バイ「ホンダCB750」、右が今の白バイ「ホンダCB1300」です。 CB750の白バイは1970年代に活躍していました。出力は67馬力程度です。 CB1300の白バイは2009年から配備が始まりました。私が所有しているCB1300SBの白バイ版で、CB1300Pと呼ばれています。110馬力あります。750と1300の相違点はエンジンが空冷から水冷、前輪のブレーキがシングルからダブルディスクになった、ホイールがスポークのスチールからアルミホイールになりチューブレスタイヤになった等があります。

でも外見で一番変わったのはタイヤのサイズでしょう。模型同士でも後ろから見ると、こんなに違います。私も20代は750CC(スズキのGSX750S 通称刀!!)に乗っていました。その当時はすごく速いバイクだと感じていましたが、1300は異次元の速さです。そのパワーをスリップすることなく、路面に伝えるためにタイヤは太くなりました。

私が所有している実際のバイクの後輪です。こんなにデカいのに、コンパウンドは柔らかくて、親指の爪で押すと少し後が残ります。それだけに、路面への「食いつき」が良くて、ハイパワーを確実に伝えてくれます。

ただしタイヤの消耗が激しく、10000km前後で交換になります。現在の走行距離は6万㎞弱(5年前の事故でメーターを交換しているから、今の積算は28000㎞)ですが、後輪タイヤは6本目です。現在履いているタイヤは着けてから7000㎞ですが、もう少しでスリップサインになり、10000㎞走らずに交換になりそうです。やれやれ。 でも白バイは、タイヤが3000㎞くらいしかもたないと聞いたことがあるから、仕方ないかな。

ということで、今の白バイはメチャ速いから、アッという間に後方につかれていますよ。スピードの出し過ぎには気を付けましょう。

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