CB1300SBフロントフォークの塗装

ガレージに格納している大型バイク　ホンダCB1300SBは購入から10年が過ぎました。　このバイクの前もCB1300SFに乗っていたから、通算23年間もCB1300に乗り続けています。その前はカワサキのゼファー1100でした。ゼファー1100は排気量の割に大人しいバイクでした。私が高校生の時流行った「ゼッツー」(カワサキがホンダ750に対抗して出したZ900の国内販売車Z750)にスタイルがそっくりで、モーターショウで見て、購入を決めました。味があるバイクでした。しかし、ギアを1速から2速にチェンジする時、すっぽ抜けるようになり、次を探していたら、東京モーターショウでホンダが1300を出すという情報が入りました。

23年前に買った　前に所有していたCB1300

1997年の東京モーターショウで、私が撮影したCB1300です。それまでのホンダは「ビッグ1」と呼ばれたCB1000でしたが、一気に300㏄も排気量をアップしてデビューさせたんです。それにカッコいいじゃないですか。私の血が騒ぎました。モーターショウ翌年の1998年春に販売となり、直ぐに購入したわけです。ゼファー1100から乗り換えてみると、200㏄の排気量アップなのに、こっちが断然速い! バイク雑誌の試乗レポートで、「うしろから、蹴られたように加速する」とあり、私も乗ってみて「なるほどその通りだ」と思っています。この胸のすく加速と、ナナハンのような軽い取り回しが、他のバイクでは味わえない快感に浸れるのです。

信頼性も高くて、1998年から2011年まで13年間乗り回して11万km走ったけれど、メカノイズはほとんど感じなかった。バイク屋も11万km走っても静かに回るエンジンに驚いてました。　というわけで、次もCB1300にしたのです。すでに10年経って、横須賀に暮らしていることもあり、塩害の影響を受けて錆びや塗装の傷みがあちこち目立つようになりました。特にフロントフォークはモロに風圧を受ける部分だし、劣化が目立ちます。そこで、再塗装することにしました。

フロントフェンダーを外して、ヤスリがけ

写真はバイクをガレージから駐車場に引き出し、フェンダーを外してフロントフォークにヤスリがけをしているところです。

フロントフェンダーは、普段　はずして作業する必要が無いから、今回初めてはずしました。ボルト4本で付いているだけなので、簡単でした。一体成型だけど、複雑な形をしているんだな。

マスキングして塗装

フロントフォークにマスキングして、スプレー塗料で塗装しました。金属用のプライマー(下塗り)をスプレーして、乾いてから光沢のブラックで塗装しました。

下塗りしたのに、ブラックの塗料のノリが良くないです。何だか泡みたいに白い点が見えます。ガッカリですが、気を取り直して乾いてから、再塗装します。

フェンダーをワックスがけ

ブラックの塗料が乾くのを待つ間、フェンダーにワックスをかけました。はずしてみると、普段は手の届かない部分がかなり汚れていましたが、綺麗になりました。

再度　塗装

トータル3回塗装しました。1回目で塗装にムラができると、焦って一度に厚塗りをしがちだけど、乾く前に重ねて塗っても、塗装面のムラは解消しません。完全に乾くのを待ってから薄く塗り重ねれば、なんとか綺麗に塗れますね。

仕上げのワックスがけ

仕上げにワックスをかけました。

汚かったフロントフォークが、見違えるくらい綺麗になりました。

フェンダーを取り付けて完成

フロントフェンダーを取り付けて、作業が終了しました。このバイクはあと5年は乗りたいな。次もCB1300かな?　体力が衰えてきたら、もう少し軽いバイクにするかも。

CB1300は260㎏あり、所有しているもう一台のバイク　ヤマハWR250Rは、オフロードバイクということもあり半分の130㎏なんです。メチャ軽くて、パワーもあるから階段を登れるし、ガレージに入れる時は、後輪を持ち上げて隅に格納してます。両極端の2台のバイクは、どちらも捨てがたいなぁ。　またね