地元の行事
昨日1月15日は小正月でした。小正月(こしょうがつ)とは、1月1日を中心とした正月行事「大正月(おおしょうがつ)」に対し、1月15日に行われる行事のことをいいます。 この日は日本各地で「どんど焼き」などと呼ばれる火祭りが行われました。
写真は、横須賀の鴨居神社の前の浜で、昨日の朝行われた行事です。鴨居神社のホームページによると、この行事は 「 齋燈(さいと)」いわゆる「どんど焼き」で、古いお札やお守り、松飾等を神社前の浜にてお焚き上げをする神事と説明がありました。
「 齋燈」前日の風景
この写真は「 齋燈(さいと)」 の前日に、海岸から見た鴨居神社です。 門松やしめ縄などの正月飾りや前年のお札、お守り、破魔矢、縁起物などが、綺麗に積み上げられました。
神事の始まり!
「 齋燈」は15日朝8時より少し前から始まりました。 鴨居神社宮司が神社から出てまいりました。道路を渡って浜に降りて行きます。
宮司の次に、神社内で採火された火が続きます。
各町内の氏子が並んで迎え、宮司が祝詞(のりと)を上げます。間もなく点火です。
いよいよ点火
火が放たれました。
乾燥した晴れの日が続いていたので、火勢が強いです。あっという間に全体が炎に包まれました。
「 齋燈」 を一目見ようと、大勢の人々で浜は賑わいました。 かつて日本では、月の満ち欠けを1ヶ月の基準としていて、人々は満月となる旧暦の1月15日に当たる日を”1年の始まり”である正月として祝っていたそうです。
地元神社とのかかわり
私の父親は、42年前に現在の場所に自宅を作ってから地域との繋がりを深めてきました。そして、晩年は氏子総代も務めて頑張りました。(写真:鴨居神社ホームページ)
毎年夏に行われる祭礼には、私が35歳の時から参加しています。町内会に、皆が待ち焦がれた真新しい神輿が届き、親父に頼まれたことがきっかけでした。 私が住む地区は大手不動産業者が丘を削って宅地造成した新興住宅地なので、最初は神輿も山車も無かったのです。そこで親父たち有志が中心となり、神輿を寄付でなんとか購入したわけです。私は担ぎ手として、毎年夏休暇は全国どこにいてもこの祭礼に合わせて取得して、担ぎ手を引き受けました。ただし背が高いので、「縦の棒」では皆に合わせると腰が曲がって担ぎにくいので、いつも少し高い位置にある「横棒」を担ぎました。 (写真:鴨居神社ホームページ)
娘の成人式の時も家族で鴨居神社にお参りして、晴れ着姿の写真を撮影しました。
そんなわけで、地域に密着した神社ですが、実は 私が「 齋燈」見学したのは、今回が初めてでした。毎年この時期には、神社前の浜に 古いお札やお守り、松飾等 が積み上げられているのをみていましたが、いつの間にか消えて無くなっていました。今回見学できたのも、ブログをやり始めて地域の行事や風景に関心を持つようになったからです。勢いよく炎が上がるのを見られて、今年は良い年になる気がしました。ではまた。
コメント