出発の朝はなぜか雨になりました
ツーリング中の3日間は天気の崩れの予報はありませんでした。ところが秋田のユフォーレで目覚めた2日目の朝は雨が降っています。テレビやスマホで天気をチェックすると秋田や新潟など、日本海側が雨予報に変わっていました。場所によっては強く降るらしい。出発の準備中は小降りだったので、予定通り青森県の十和田湖、奥入瀬渓流を経由して八戸から海岸沿いに目的地の岩手県の陸前高田を目指そうと考えました。
雨対策をして出発
レインコートの上下を着て、グローブは雨用(ダイバーが着用するウエットスーツの生地で作られています)に替えました。完全防水ではないナビも、雨が当たって困る部分にはビニールテープなどで対策をしました。
豪雨のため経路を変更
ホテルを出発して山道を走っていると、土砂降りになりました。 過去に何度もロングツーリングをしている私でも、経験したことが無いくらい激しい雨です。 ヘルメットバイザーに雨が叩き付けるから、視界もなかなか確保できなくなり、ゆっくりしか進めません。こんな山道で転倒したり側溝にはまったらヤバいぞ!! とかなり神経を使いながら走りましたが、この状態で山道を走り続けて十和田湖を目指すのは、危険が多すぎると判断しました。そこで、十和田湖はあきらめて、高速道路の秋田道に入り、南東進して雨域から脱出することにしました。 秋田道に入りしばらくすると、予報通り雨は弱くなり、横手市付近では止みました。 サービスエリアでレインコートを脱ぎ、今日のツーリングルートをもう一度考えます。真っすぐ目的地の陸前高田を目指すと時間が早すぎるし、なによりも津波被害から復興中の東北の海岸線を走れなくなります。目的地の陸前高田には夕方5時までに到着したいから、逆算すると北上ジャンクションから東北道に入り、盛岡まで北上して、一般道を宮古まで東進するルートが現実的です。
雨が上がった秋田道
秋田道はほとんどの区間が片側一車線でしたが、交通量が少なくて、雨が止んでからはとっても走りやすかったです。クルーズコントロールで速度を一定にしながらの楽ちんクルーズです。
時間に余裕ができたので、花巻インターで東北道を降りて、後は一般道を走りました。
盛岡から宮古への国道106号
盛岡から宮古への国道106号線です。震災からの復興支援のため整備されたようで、メチャ走りやすい一般道路で紅葉も楽しめました。 交通量もビックリするほど少なかったです。
国道106号線はところどころが自動車専用道路となっていて、制限速度も60キロ～80キロだから、高速道路並みのハイペースで走れました。 無料です。
宮古からの海岸通り
宮古を過ぎて海岸線を走ると、いたるところに津波被害を受けた後に設置されたであろう、注意喚起の標識がありました。
海岸はすべて津波対策で高いコンクリートの壁が築かれています。
宮古から陸前高田までの海岸はすべてコンクリートの壁が築かれています。 自然豊かな東北の風景にはミスマッチですが、何十年後かの津波にそなえるため人命優先なんですね。 私が住む横須賀でももうすぐ関東大震災が来そうだから、湘南海岸も含めて関東の海岸も、津波に対する人命優先のためコンクリートの壁を造る議論が巻き起こっても良いのかもと感じました。
目的地陸前高田の民宿
陸前高田の目的地、「民宿吉田」さんです。高台の上にありました。5時チェックインを予定していましたが、また雨が降り出したので陸前高田を見学してからという予定を変更して、4時過ぎに到着です。東北二日目のツーリングは雨にたたられましたが、紅葉と11年前の津波で被害を受けた海岸の今の状況を見ることが出来ました。次回はツーリング三日目の横須賀への帰路です。
どこまでも高い壁がそびえたつ海岸を走る動画でした
横須賀の風景
リオープンしたポートマーケット
「横須賀ポートマーケット」が28日 リニューアルオープンしました。この施設は2013年に倉庫だった建物を改装して開業しましたが、業績不振で2019年に閉店していました。新しい事業者を迎えて、建物の中央の仕切りを取り払い、面積を2倍に拡張したそうです。ターゲットは観光客と地元客の両方で、270席の海を眺められる客席を造り、音楽ライブやイベントも計画しているようです。
私もオープンの28日に行きました。目当てはMARLOWEのプリンです。横須賀と書かれた限定ビーカーに入っている北海道フレッシュクリームプリンが5000個限定発売されるのです。すぐに買って帰ろうと思っていましたが、行ってみると写真のように客が建物の外まで行列を作って順番待ちをしているでせはありませんか!? しかも列がなかなか動きません。40分待った時に、ようやく係員が外で待っている客に注文を聞いて、整理券を配り始めました。整理券をもらえば、本日閉店の18時までに再来店して商品を購入できるので、昼食時間が迫っていることもあり帰宅しました。
その日は午後3時に車検終了の4輪を受領して、6時から川崎で友人と会う約束をしていました。忙しいのですが、昼食後の午後1時に行ってみると、店内で20人ほどの客が列を作っています。店をよく見ると店員は4～5人いますが、レジが一つしかありません。横須賀の応援券で支払いをする客やカード払いの客等、一人の客が支払いをするのに時間がかかっています。しかも、途中で店の関係者と思われる男性が常連客と思われる女性を連れてきて、支払いの割り込みをしました。それもすぐに済めばよいのですが、買うものが特殊だったのか、レジの端末に「割り込み女性」がクレジットカードを通しても上手くいかず、男性が端末を操作してみたりと、15分以上レジ端末を独占しているから、順番待ちの客は商品を購入しても支払いができないのです。私はとうとう堪忍袋の緒が切れて「いつまで一人の客にレジを占有させているのだ!! 迷惑だぞ!!」と怒鳴り上げました。その後数分して割り込み客の会計処理が終わり、私も商品を購入できましたが、とっても後味の悪い思いをしました。 もう2度と買うものかと心に決めて、ポイントカードも「いらない!」と告げて店を後にしました。 オープン当初は混雑が予想されるのに、レジ端末が一つだけとか、長い行列をしり目に平気でなじみの客を割り込ませるのは、有名店の割にマネイジメントがお粗末ですね。
コメント