NT1100で岡崎、富山へツーリングしてきました

初日は徳川家康ゆかりの岡崎へ

16日(金)は朝4時半に横須賀を出発しました。天気は梅雨にしてはラッキーなことに3日間とも晴れを予報しています。しかし、私は雨男のようで泊りがけのツーリングでは、いつも1回は降られています。そのため、今回もレインウエア、防水ブーツ、雨用手袋、折りたたみ傘、大きなビニールなどをバイクに搭載しました。岡崎へは箱根を超えるまでは湘南道路、西湘バイパス、箱根新道を通り、三島から東名高速に乗りました。早朝だったので道路は空いていました。しかし、途中の箱根周辺は濃霧に見舞われて、道路標識が直前まで見えなかったり、道路も先が見通せないからゆっくり走りました。霧の中の走行はバイクで何回か経験していますが、今回が一番酷い濃霧だったかもしれません。

途中、牧之原S.Aでコンビニのおにぎりと持参したドリップコーヒーで朝食にしました。保温が効く大きいマグカップに、ちょうど1杯分のお湯が入るステンレスポットを持参して、これが役に立ちました。2日目、3日目は朝ホテルを出る前にお湯を沸かして入れて、途中の休憩時にドリップコーヒーが飲めました。小さなステンレスポットも持参して、こちらには飲み残しのコーヒーを入れたり、ホテルでは粒氷を入れてツーリング中に冷たい飲み物を飲むのに便利でした。

松平東照宮

岡崎には10時に到着して、一番目の目的地「松平東照宮」へ行きました。町からちょっと離れた山間の 松平郷にある松平東照宮は、徳川家康と、松平氏の始祖・松平親氏を祀る神社です。金曜ということもあり、見学者は数人で静かなたたずまいでした。

家康も産湯として用いたと言われる井戸も見てきました。苔むしていて年の流れを感じました。

イオンモール岡崎で買い物と昼食

留守番をしている妻への土産購入は最重要事項です。テレビで紹介していた「マヨネーズやケチャップのようにチューブに入っていて、食べ物に付けて気軽に食べられる味噌」を求めてイオンモール岡崎に来ました。岡崎市内は道路が縦横に走っていて交通量も多く、到着までには時間がかかりました。しかし、「岡崎市民が日常愛用しているチューブ入り味噌」は土産物店よりスーパーにあるだろうという予想が的中して、購入することが出来ました。計画時間よりオーバーしているので、ここで昼食を済ませました。カレー専門店が入っていたから、カツカレー、サラダ、オレンジジュースのセットを注文して1350円でした。しかし、予定外だったのは、このイオンモールのデカさです。バイクを1階の「P」駐車場に停めたのに、あちこち探してもA~Dしかアルファベットが無いし、駐車場の見取り図もありません。20分以上駐車場を探しても見つからないから、店内に戻って「案内」で聞きました。「今いる所からは一番遠いエリアですね。中通路をずっと歩いて行き、エスカレーターを3か所超えると広場になっているので、そこを左折してシネマ館に行き、1階に降りれば「P」駐車場です」と案内されました。探し回った1階とは別の階層だったようです。やれやれ 貴重な時間をロスしましたが、バイクを見つけられました。

イオンで買ったチューブ入り味噌2種類と本格的な八丁味噌が妻の土産です。大喜びしてくれました。

大樹寺とビスタライン

大樹寺です。松平家・徳川将軍家の菩提寺として名高く、文明7年(1475)松平4代親忠(家康から5代前の先祖)の総研したものである。(出典:大樹寺パンフレット)

500円払って大樹寺内にある宝物殿を見学しました。ここには14代までの歴代将軍の位牌が展示してあります。それぞれの位牌は身長の大きさになっていて、家康の位牌は159㎝とのことでした。位牌は宝物殿内に綺麗に並べてありますが、家康の位牌だけは金色の扉が付いた特別な位牌置きに格納されていました。写真撮影が禁止でパンフにも載っていないから、500円払わないと見ることが出来ないんですね。

「岡崎城」と岡崎城の北にある「大樹寺」を結ぶ約3kmの直線を「ビスタライン」と言います。この眺望は、徳川三代将軍家光が大樹寺の伽藍を建てるとき、本堂から三門、総門を通して岡崎城が望めるようにしたことに由来します。妻からは「ビスタライン」の眺めを見て欲しいと頼まれてきたから、見てみました。

ポケットサイズのデジカメですが、ズームにしたら岡崎城をシッカリ捉えていました。なんだかとっても嬉しい気持ちになりました。

岡崎城

ホテルにチェックイン前、最後の目的地が岡崎城です。、石高こそ5万石と低かったものの竹千代(のちの家康)が誕生した「神君出生の城」ですから、歴史的価値があります。今の天守閣は1959年に再建されたものです。18日に放映されたNHK大河ドラマ「どうする家康」では、ちょうど大樹寺と松平東照宮が紹介されました。私が訪れた2日後に放映されるとは、何というタイミングなんだ!!と、ツーリングから帰宅して妻とドラマを見ていて二人で大騒ぎしました。お城がある岡崎公園内には、大きな土産店があり、そこで仲間や近所に配る土産を買って、量が多いから宅急便で送りました。

岡崎公園の土産店で買った土産です。下が仲間やご近所用の土産、上は自宅用です。16日夕方に購入して手続し、18日に届きました。下のどら焼きはパッケージが大河ドラマ「どうする家康」になっていて、NHK公認なので決めました。ご近所にはツーリングの話をしながら19日にお渡しして喜ばれました。

今日の宿に着きました

岡崎城がある岡崎公園近くの「スーパーホテル岡崎」です。チェックインでは、この大型バイクでは駐輪場は無理ということになり、700円払って4輪スペースに停めました。天然温泉があるし観光地に近いからここにしました。

夕食は海鮮居酒屋にしました

岡崎は妻から要望があった史跡巡りに関する情報を一所懸命調べましたが、夕食については調べなかったので特に決めてませんでした。飲食店街を2周して店を決めました。ロンドンパブ風のショットバーや粗末なテーブルをいっぱい並べた安さ抜群をPRしている店などがありましたが、探し回って見つけたのが海鮮居酒屋です。ちょっと中の様子が確認出来て、席がゆったりしているようだし、店頭の看板メニューには、海鮮料理がリーズナブルな価格で多く揃えてあるようです。漁港直送居酒屋「目利きの銀次」という店です。「一人だけどいいかな!?」と店員に聞いたら、どうぞと言って4人掛け用のソファと椅子の席に通されました。時間制限も無く、感じが良かったです。海鮮5種盛り丼を注文しましたが税込990円で、新鮮、メチャ美味しい料理をゆっくりした席で味わうことができました。

大阪風イカ焼きも注文しました。生ビール、生グレープフルーツサワーも飲んで3030円でした。満足してホテルに戻り、20時過ぎからゆっくりホテル内の大浴場に浸かり、ツーリングの疲れを取りました。

防犯対策をして一安心

バイクは防犯対策を確実にやりました。後席両サイドに取り付けたパニアケースは取り外して部屋に移動したので、バイクカバーをシッカリかけることができています。歩き回った一日が終わり、部屋でゆっくり休みました。次回は2日目の岡崎から富山です。ではまた

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