お盆ですね

お盆の準備

お盆は、亡き父母や祖父母、先祖をお迎えして祀る行事ですね。 私の両親は地方出身です。子供の頃、8月のこの時期に両親の実家へ行くと13日は「迎え盆」といって親戚一同が歩いて行ける先祖のお墓へ提灯を持って行き、先祖の霊を家にお迎えしていました。そして「送り盆」の16日まで、先祖の霊は家にいます。高校を卒業して各地の自衛隊基地に勤務してもお盆は8月でしたが、10年前に父が無くなり、横須賀のお盆行事を調べてみると、7月に市内の三笠公園で「灯ろう流し」をやっていました。だから父の新盆では我が家も白い提灯を持って三笠公園へ行き、「戦艦三笠」の甲板上から「灯ろう流し」を見守って親父の霊を弔いました。

神奈川県や東京都など一部の地域では7月(新盆)ですが、日本のほとんどの地域では8月(旧盆)にお盆を迎えることが多いようです。自衛隊でも「お盆休み」は8月に休暇を取っていたから、我が家では横須賀に住んでいてもお盆行事は8月にするのがしっくりします。お盆の提灯や花瓶を出しました。 

仏壇は親父の手作りです

我が家の仏壇は親父がDIYで作った物です。プロが作った仏壇ほど立派ではありませんが、仕事をしながら余暇を利用してコツコツ作り上げた物で、良くできているし大切な親父の「遺品」です。その仏壇に両親と2歳で病死した弟の位牌があります。

お盆前日の12日のご馳走です

昨年はコロナでお盆は妻と二人だけでしたが、今年は台風7号を気にしながらも息子が愛知県から帰省しました。 帰省した初日の昼食は「にぎり一丁」の特選寿司をテイクアウトしました。どれもネタが新鮮で、久しぶりに3人で会話を弾ませながら頂きました。

仏壇には息子が持ってきた土産や娘からの土産、果物、花を飾りました。賑やかにお盆らしい仏壇です。

祭礼のしめ縄を外しました

玄関前は地元祭礼の前からしめ縄を飾っていました。

お盆を迎えるため、しめ縄を外して盆提灯を提げました。

お盆の始まりの昼食は甲羅本店のご馳走です

13日の迎え盆の昼食は甲羅本店の料理をテイクアウトで注文しました。

一つが2段重ねの料理なので、3人分は手提げの袋が二つになりました。今回は量が多いから4輪で受け取りに来ました。

メニューは「橘(たちばな)」です。蟹の寿司、天ぷら、エビチリ、すき焼きなど種類が豊富で、美味しい料理が私でも食べきれないほど並べられています。お盆だからこその贅沢ですね。

迎え火

13日の夕方、玄関前で迎え火を焚きました。迎え火は、お盆に自宅へ帰ってくる亡き父母、祖父母、先祖の霊を迎える目印として、玄関や庭などで焚かれる火のことですね。雨が止んでいた夕方の暗くなり始めた時間に3人で行いました。台風7号の影響が心配されるため、この後息子は愛知県へ戻って行きました。慌ただしかったけれど、息子も喜んで充実したお盆の始まりです。ではまた

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