壊れた壁掛け時計を復活させました

玄関に設置している時計

玄関に設置している時計です。最近、秒針が数字の6と7の間で「ピクピク」と振れるだけで前に進まなくなりました。電池切れだろうと思い、新品の電池と入れ替えましたが症状が変わりません。白かったボディーが経年劣化で変色しているし、「寿命が来た」と思いました。

処分のため分解することにしました

分解して処分することにしました。透明なプラスチックのカバーの隙間にドライバーを差し込んで取り外します。

壊れているわけでは無かった!!

透明カバーを外してよく見たら、秒針が緩んでいてクルクル回る状態でした。秒針をシッカリ軸に押し込んでみたら、正常に動き出しました。「なんだ! まだ使えるじゃん!!」 時計の飾りのウサギが可愛いからまだ使えることが判り、とっても嬉しいです。

塗装して綺麗にします

まだ使えることが判ったので、変色したボディを塗装して綺麗にしようと思いました。どうすれば、時計周囲の変色したボディだけに塗装することができるかなと考えました。文字盤や針の上から紙をピッタリ被せてマスキングするのは大変です。そこで思いついたのが、外した透明カバーにスプレー塗料がかからないように、丸く切った紙とビニールテープでマスキングしてからボディに仮付けする方法です。

マスキングします

透明なカバーを紙とビニールテープでぴったりマスキングすることが出来ました。この透明カバーをボディに取り付けました。スプレー準備完了です。

塗装しました

使用するスプレー塗料は保有している塗料の中から選びました。以前プラモデルのバイクで使用した「シャンパン・ゴールド」にしました。この色ならオシャレな時計に蘇るはずです。小さなスプレー缶ですが、時計のボディを塗装するくらいの塗料は缶の中に残っています。塗装しては乾燥を繰り返して、3回塗装しました。イイ感じに仕上がりました。

マスキングした透明プラスチックカバーを取り除きました。文字盤に塗料がかからないようにピッタリ塞いでいたから、綺麗な仕上がりにできました。変色して古ぼけていた時計がオシャレな時計になりました。 塗装は、一度にドバっとスプレーすると塗料がたれて醜くなります。薄くシュッとスプレーしたら乾燥するのを待ってまたスプレーを繰り返すと綺麗な仕上がりになります。

秒針は軸に押し付けただけでは直ぐに緩むことが判明したので、ボンドを付けてから取り付けました。

透明プラスチックカバーを覆っていた紙とビニールテープを取り除きます。

機能が復活したし、綺麗な時計になりました

作業が終了して、元の位置に設置しました。壊れて捨てるつもりだった時計が、素敵な装いで蘇り、妻も大喜びです。良かった! ではまた

横須賀の風景

観音崎公園の一角では神奈川県の花「ヤマユリ」を増やしています。観音崎にはたくさんのヤマユリが生えていましたが植生の変化や心無い人に球根を持ち去られたりして、今では消滅寸前になってしまいました。

関係者の努力が実り、ここ数年で少しずつ増えたようです。開花が楽しみです。

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