大型バイク(ホンダNT1100)のブレーキパッド交換

1年8か月で14000㎞乗りました

早いもので、NT1100は今春で購入から2年になります。このバイクはオートマチックでクラッチレバーがありません。CB1300SBに乗っていた時、低速での微妙な速度コントロールは半クラッチを使っていました。しかしこのバイクでは低速でターンする時などに少しだけアクセルを開けたつもりでも思いがけず強いパワーが出てしまうことがあり、その時は前輪ブレーキを使って速度をコントロールします。 そのほかのシーンでもブレーキで車速をコントロールすることが多いから、ブレーキパッドが減りました。

自宅でブレーキパッドの交換作業を始めました

ブレーキパッドの交換作業はもう一台の保有バイクWR250Rや以前乗っていたCB1300SBでやっています。慣れると簡単な作業なので、新品のブレーキパッドをバイクパーツショップで購入して交換準備をしていました。ブレーキキャリパーは前輪フロントフォークに2本のボルトで固定されています。ボルトを外しました。

新品のブレーキパッドと今取り付けてあるブレーキパッドを並べてみました。かなり減っているのが判りますね。それでもまだ使えそうなくらいパッドが残っています。しかし初めての交換だし、作業を進めることにしました。

ところが、新品のブレーキパッドをよく見たら、キャリパーにパッドを固定するためのボルト用の穴がありません。

こちらはWR250Rのブレーキパッドです。今まで私が交換してきたパッドには必ずこのようにキャリパーとパッドを固定するためのボルトを通す穴が開いているのです。どうやって古いパッドを外すのかが判らず、お世話になっているバイク屋「ZRF」の社長に電話して助けてもらうことになりました。

横浜市大道にある「ZRF」に到着しました。

バイクをピットに入れて作業を始めました。ところが、社長もこのタイプのブレーキパッドは見たことがないそうです。キャリパーは2輪ブレーキ製品で有名な「NISSINブランド」だから、おかしなものが付いているはずはありません。

立ち会った私を含めて4人で思案していたら、ブレーキパッドの左右に飛び出している爪がキャリパーの溝に入って固定されるのでは!?  ということになりました。

思考は当たっていました。ボルトで固定するのではなく、キャリパーの溝にはめて固定するのです。解ってしまうと、この方法のほうが簡単に着脱することができました。「NISSIN」がより簡単な方法で作業ができるように、ブレーキシステムを改良したんですね。

無事新しいパッドに交換できて、工賃プラス私の勉強代を「ZRF」において帰宅の途につきました。いつも「ZRF」にはお世話になっていて、CB1300SBで事故った時は、自走ができなくなってしまったCB1300SBを、ジャフが仮置きした名古屋近くの整備場から安い運搬料金で運んで、修理してくれました。バイクの輸送費用だけでも20万円近くする計算でしたが、修理費用も含めて20万円でやってくれました。とってもお世話になっているバイク屋さんです。

予備のブレーキパッドを購入しました

今回取り替えたブレーキパッドはバイクパーツショップで買いましたが、インターネットを検索したら、同じパーツが安く販売されていたから次に交換する時のために購入しました。2セットで7124円です。NT1100は新しいバイクなので、適用バイクの記入欄にNT1100がありませんが、エンジンやブレーキパーツは「CRF1100Lアフリカツイン」と同じです。

定価だと2セットで11220円なので、送料こみで7124円で買えたから4000円近く安いですね。注文の翌日に届きました。ブレーキパッドはこれからも2年に1度の割合で交換が必要になるでしょうから、この安さはありがたいです。 ではまた

我が家の近況

2月3日は節分でした。庭にヒイラギの木を植えています。

玄関にヒイラギの枝といわしの頭を掲げました。 節分には、ヒイラギの枝やいわしの頭を付けたものを家の軒先に掲げる風習があります。 これは邪鬼を払うためという意味です。

ヒイラギはトゲのある葉が邪鬼を刺すので、その進入を防ぎ、いわしの頭は邪鬼がその臭気を厭うところから、追い払うのに役立つのだということで、我が家でも毎年節分には玄関に掲げています。

恵方巻は妻が七種具材、私が海鮮のハーフをコンビニで予約していました。このコンビニで予約すると銭洗い弁天で清められた5円玉が頂けます。縁起が良いので、このコンビニで毎年予約しています。海鮮の方が小さくても高かったです。昼食に二人で東北東を向いて食べました。

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コメント

  1. SIBU より:

     お疲れ様です。こちらのNTのブレーキパッドもまもなく交換の時期を迎えますがパッド一つとってもどんどん進化しているんですね。
     ところで、最近変な噂を聞き、最近のABS付きのホンダ車でブレーキパッドを自分で交換すると安全装置?が動作してブレーキがロック状態になり、ドリームで何らかの措置(コンピューターに接続等)をしないと解除出来ない、というものです。
     さわやかさんの記事を見て早速サービスマニュアルを確認しましたがどうやら単なる噂か間違いだった様でホッとしています。
     確かにNTはDCTであるが故に半クラッチが出来ないので低速時のターンがやり辛い感じがしますが、ここでフロントを強く掛けすぎてしまうと重心が前に行ってしまいつんのめって倒してしまいやすくなりますよね。ここでそれを防ぐためにリヤブレーキを積極的に使用しています、所謂「当てる感じ」で引きずってあげると駆動力が抑えられると同時に、リヤタイヤが落ち着いた形になり、凄く安定します。アクセルの開度とリヤブレーキの踏み具合で簡単にパワーを調整できます。これは一本橋や狭路を低速で走行するときにも有効で面白いくらい効果があります。また、コーナーリング中にリヤブレーキを引きずりながらアクセルを早めに開けておいて駆動力を調整し、クリッピングポイントを過ぎたときにリヤブレーキを解除すると、元から回転が上がっていますので非常に安定して、且つ素早い加速が可能になります。
     これは仕事の時に教わったテクニックで、マニュアル車のホライゾンや私用で乗っていたCB750でのものでしたが、DCTのNTでも使えました。長くなってしまいすみません。参考になさっていただければ幸いです。
    ※ただ、この方法は「コンビブレーキ」が付いた車両では不可能なので、当時巷に走っていた白いVFR800は、このコンビブレーキを解除していました(笑)

    • サワヤカ サワヤカ より:

      SIBUさん、いつも貴重なコメントを頂き、ありがとうございます。BMWのバイクは自分でパッド交換ができないと聞いたことがあります。NTはパッド交換後に異常は発生していません。 低速でのターン時に、後輪ブレーキで速度コントロールをする発想はありませんでした。今度、試してみますね。 なかなか有効に使えそうですね。 

      • SIBU より:

        DCTはエンストが無いので、結構強めに踏んでも大丈夫ですね。
        ターンの前に、直線で低速走行される時に引きずって感覚を確かめていただくと上手くいくと思います😆

        • サワヤカ サワヤカ より:

          了解しました。まず、広い場所で後輪ブレーキを踏みながらターンして感触を確かめたいと思います。ありがとうございます。