CB1300に自作ステーで付けたトップボックス

車体と一体化しているトップボックス

CB1300に取り付けているトップボックスです。2人乗りができるスペースを確保しながら、一升瓶も楽々入る大きなトップボックスを付けました。CB1300は車体がデカくて、燃料タンクやテールカバーもボリュームがあるから、大型のトップボックスがよくマッチングしています。

パッセンジャーバーのボルト穴を利用

ステーは市販のものでは太いパイプを使っていて不格好で、CB1300のイメージを壊さずに取り付けられるものが見当たりません。そこでL形のスチール板を加工して、ステーを自作しました。金ノコで切るのが大変でした。後ろに乗る人がシッカリ「パッセンジャーバー」を握れるように、ステーとバーの間を開けるように、工作してあります。

問題は、パッセンジャーバーを固定している2本のボルトの間隔が狭くて、このボルト穴を利用するだけでは、トップボックスを支えられません。

シッカリ固定するために思い切った処置

そこで、バイク本体のフレームを見回してみました。すると、テールカウルの中のシートより後ろの位置に、ボルトを通せる穴がフレームに加工されているのを見つけました。しかし、この位置にボルトで固定するのには、テールカウルに穴を開けなければなりません。いろいろ迷った末、思い切ってL型プレートが通るだけの穴を開けました。

テールカウルのどの位置に穴を開ければいいか、慎重に何回も準備してやった結果、ピタリと定位置に穴が開きました。トップボックスを支える板がテールカウルから上に突き出ているのが解ると思います。

思い切って上記の作業をした結果、固定ポイントが6か所になり、トップボックスを載せるステーがシッカリ固定されました。欲を言えばもっと後方に支える支柱を付けたいところですが、そのような場所がありません。でも、この固定方法で、鹿児島や北海道へのロングツーリングを、不具合無く行ってきました。

トップボックスの工夫

ボックスの中も工夫しています。自転車用のゴムのロープを付けて、小さな荷物がボックス内で動かないようにしています。結構重宝しています。

トップボックスには、ゴムバンドをかけています。これが威力を発揮した出来事がありました。4年前、新東名高速の名古屋近くで事故った時、低速車に追突して100㎞で転倒して、バイクの左面を道路にこすりながら路肩に滑りました。その時はトップボックスの左側も道路と擦れて大きな傷が残りましたが、後日ヤスリで削って ある程度おかしくないようにしあげました。この程度の傷で済みましたが、ゴムバンドをしていなければ、蓋が開いて、中の荷物が散乱したり、蓋に大きなダメージを負うことになったと思います。

ギリギリの隙間を確保

トップボックスを載せているステーを作る時、何度もダンボールで試作して、バイクと一体になるように仕上げました。その甲斐があって、テールカウルとステーの間の隙間は数ミリしかなく、バイクとトップボックスが一体化できました。

普段の買い物にも威力を発揮

この大きなトップボックスは、日用品や食材の買い出しにも威力を発揮しています。自宅周辺では月曜や火曜はスーパー各店が「スーパーマンデー」、「火曜市」などと宣伝して、毎週安売りをしています。車で行くと駐車場確保のため、早くから店に行って開店時間を待つ必要がありますが、バイクは開店直前に行っても停められます。 最近は安売りの時の買い出しを、私がCB1300で出動しています。 CB1300を購入して10年が経過し、そろそろ次の車種の選定を考えるようになりましたが、もう少しの間、このバイクに頑張ってもらいます。ではまた

横須賀の風景

横須賀を母港としている艦番号154「あまぎり」です。 横須賀港に向かっているようです。 「あまぎり」は、 1989年に就役した古い護衛艦です。

私が艦載航空隊に勤務していた20代の時は、もう一つ古い「はつゆき」「しらゆき」などの「ゆき」クラスが最新鋭で、第1護衛隊や第2護衛隊といったバリバリの第一線部隊に、続々と新鋭艦が配属されていました。 その護衛艦に搭載するヘリ部隊は、館山に第121航空隊、長崎県の大村に第122航空隊があるのみでした。まだまだ創成期だったから、護衛艦に着艦できる資格を持ったパイロットが少なくて、護衛艦の乗組員より1月の航海日数が多かったです。 どういうことかと言うと、「はつゆき」に搭載して洋上で訓練して、訓練が終わり船は横須賀港、ヘリは館山の基地に戻ります。 「はつゆき」の船の乗組員は次の訓練まで期間がありますが、ヘリの搭乗員は「しらね」が出港して訓練に向かうから、二日後に搭載 なんてことが常だったのです。 その後艦載航空隊は4つの航空隊になって、落ち着いて搭載できるようになりました。 私も後から「あまぎり」などの「きり」クラスに着艦しましたが、艦内での居住性が良くなり、進歩したなと感じたものでした。

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