フェンスが届きました。
インターネットで注文していたフェンス5枚、支柱8本が届きました。フェンスの上下はダンボールを使い、全体をプチプチのクッション材とビニールで梱包してありました。3個口でした。フェンスはアルミ製なので2mの長さがありますが、意外に軽いです。
インターネットで施工方法は勉強していましたが、詳細な図解入りの施工手順が同封してありました。最初は図面が理解できなかったけれど、何度も見ているうちに、だんだん解ってくるものですね。
早速、仮取り付けして不具合な点が無いか確認です
翌日の朝、早速2枚のフェンスを仮組してみました。すると、2m間隔で設置したブロックより、フェンスの長さがちょっと短いようです。フェンスの長さを測ると1975mmで25mm短いです。5枚のフェンスをつなげていくと、端では125mm短くなります。ブロックにセメントを流す前に気が付いて良かったな。仮組で自分のイメージと違う事象が発生するとヤバいから、ブロックは穴を掘って置いているだけで、フェンスの到着を待ってセメントを流す手順が大正解でした。やり慣れている業者とちがい、我々がこんな作業をするのは一生涯に数回だから、作業は慌てずに何度も確認しながら進めることが大切ですね。再度インターネットの商品紹介記事を見たら、「W=1975(フェンス本体と連結材)」と記載してありました。他のフェンスはW=2000だったから、この目隠しタイプも同じという先入観でみていたようです。やれやれ
ブロックを置く位置を若干修正
ブロックの場所を若干修正しました。基本的には支柱が「フリー支柱」なので、ブロックの穴に合わせて建てる位置を変えられます。ただ、両サイドはなるべくフェンスの端に支柱を立てたいから、125mmもずれると大きな違いになりますね。支柱間隔は約2mで、5枚のフェンスには6本の支柱ですが、8本買ったのは、特に風が当たりやすい東側と真ん中のフェンスには、念のためもう一本支柱を立てる計画なのです。
セメント作業を始めます
フェンスを仮組して全体のイメージができました。早速セメントで固める作業に取り掛かります。ブロックには3つの穴が開いていますが、そのうち1個の穴に鉄筋を通して、上下2段のブロックにセメントを流し込みました。
いよいよフェンスの取り付け
翌日は朝からフェンスの設置作業に取り掛かりました。フェンスが動かないように木や棒で固定しながらブロックに設置していきます。
水準器は親父の形見です。デカいので垂直、水平がわかりやすいです。親父はとってもケチンボで、何でも安い物を買いたがりましたが、日曜大工の道具だけは高くても良い物を揃えていました。 そういえば笑い話で、 昔、親戚が集まった時に誰かが大きいダイアモンドの指輪をしていて、皆が凄いね!と話していたら、親父はポツリと「ダイヤは1万円でも買える」と言ったそうです。そこにいたお袋はとっても恥ずかしかったそうです。親父にとって装飾品は、お金を使う対象外だったようです。
試行作業しながら作業の工夫
6月というのに横須賀でも毎日、最高気温が30度前後まで上昇しています。炎天下でのセメント作業は大変なので、バイクガレージで練ることにしました。ガレージの入り口は風が通り抜けるから、涼しく作業ができます。出来上がったセメントは洗面器に入れてブロックまで運びます。それまではブロック近くの狭い場所でセメント作業をやっていましたが、こっちの方がとっても楽です。試行錯誤で作業をやりながら、楽なやり方や効率的なやり方を覚えていくのがDIYの楽しみの一つですね。
ブロックにセメントを流し込む時も、最初はフェンスの支柱にかかってしまったセメントを後から拭き取っていました。しかし2本目の支柱からは、模型工作の塗装の時のように白いマスキングテープを支柱に巻いてセメントを流し込むようにしました。こっちの方法のが、支柱にセメントが付着しないように気を付ける必要が無いし、後からマスキングテープを取れば良いだけで簡単に綺麗に仕上がります。
コンクリートを流し込む作業が終わりました。
後片付けは手を抜けない
セメントが固まるのを待ちながら、固まる前にやっておかなきゃ大変なことになるのが使った道具の掃除です。セメントが固まってしまうと後から除去するのが、本当に大変です。セメントを練るのに使った箱なんかに、セメントが付いたまま固まってしまうと次に使う時にメチャ練りづらくなります。それなので、少しのセメントも残さないように気を付けて綺麗にしてます。
セメントを洗い流した水をそのまま下水に流すと、排水口が詰まる原因になります。なるべく影響の無い場所に流すようにしていて、今回は駐車場にバラまいて箒で全体に広げました。駐車場がセメントで真っ白になりましたが、1997年にDIYで作った物で25年も経ちコケが生えてきたから、新しいセメントの効果で、コケが消えたかな!?
イメージ通りに完成しました
翌日、フェンスを固定していた木や棒を取り払って、完成しました。お隣との境に「嫌味にならない程度の高さのフェンス」ができました。私も庭でくつろぎながら酒を飲む時、「お隣の浴室に明かりがついて水の音が聞こえるから、椅子を遠ざけて早めに切り上げよう」などと、気を使わずにゆっくり飲めるようになりました。ではまた
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