大型バイク(NT1100)にドラレコ付けました

ドラレコのフロントカメラを付ける場所探し!!

初めて、バイクにドラレコを取り付けることにしました。アオリ運転など、悪質な4輪ドライバーが増えているので、自己防衛です。お世話になっているバイク屋「ZRF」の社長と相談して、MITSUBAのGPS搭載のドラレコにしました。GPS機能が無い方のが安いのですが、撮影している位置を緯度経度で表示してくれるし、毎回時計をセットする必要もありません。

NT1100のスクリーンは上下に可動します。その可動域にはカメラが付けられません。最初に考えたのがカウリングの下面です。ZRFで社長とカメラの取り付け場所について検討していたら、良く来られるライダー仲間から「自分のバイクも最初はカウルの下面にカメラを取り付けた。しかし、カメラ位置が低すぎて、良い映像が撮れなかった!」とのこと。いっそのこと、ヘルメットに取り付けようかとも考えたけれど、バイクに乗るたびにドラレコのカメラケーブルを本体と繋ぐのは面倒だなと思いました。

取り付け位置を決めました。

バイクのハンドルを動かしても干渉しない位置を見つけました。カウルの左上面です。このバイクは6速オートマチックでクラッチレバーが無いから、ハンドルをめいっぱい動かしても、左側のカウル上面に干渉しません。カメラを載せる「ステイ」を何個か試作しました。試作しているうちにドンドンもっと良いアイデアが浮かんできました。楽しいです。

「ステイ」の形が決まったので、鉄板を切って製作を開始します。この鉄板は先日古いストーブを解体した時に出たもので、ブリキ板より厚手でシッカリしています。なんとか金切りバサミで切断できました。

ガンメタリック色で塗装して、カウルに付いている2個のボルトを活用して固定しました。指で押したくらいでは動かないから、カメラを付けても走行中のブレは許容内だと楽観視しました。

次はテールに取り付けるカメラの「ステイ」作成です。こちらはバイクに付いているキャリアーの下面にアルミ板を付けて、それにカメラをセットします。最初に透明なプラスチック板でキャリアーの型取りをして、それをアルミ板に移しました。

キャリアーの下面に取り付けました。こちらも、シッカリ取り付けられました。

バイク屋「ZRF」でドラレコを取り付けます

天気の良い日にバイクをバイク屋「ZRF」に持ち込みました。カウルは何枚ものパーツで構成されているので、外すのが一苦労です。カウルの中を初めて見ました。エアクリーナーが、カウルの中の こんな前に付いていました。自分ではエアクリーナーの交換作業ができない位置ですね

配線するのに邪魔なカウルのパーツを外し終えました。ドラレコ本体の取り付け位置はバイクのシート下です。そこからフロントとリアのカメラの取り付け位置にケーブルを這わせます。

ドラレコ本体には映像を取り込むSDカードを装着します。SDカードはパソコンで映像確認する都度、付けたり外したりするから、取り外しが難しい場所を避けて本体を取り付けます。しかし、なかなか本体を付ける場所が決まりません。ETCやバッテリーの上では、SDカードの取り外しが難しいです。結局、両面テープで固定するのは止めて、テールカウルの空間に押し込みました。ちょうど良い隙間になっていて、すっぽり入りました。こうやって一つ一つ問題を解決しながらの作業だから、手作り感が半端無くて、面白いです。

配線ができたところで、外したカウルのパーツを再取り付けしてもらいました。カメラやGPS受信機、スイッチを取り付けるのは、自宅ガレージでゆっくり作業します。カメラやスイッチは走行中にブラブラしないように結束バンドで縛ってもらい、ドラレコの代金を払ってZRFを出発しました。

自宅について、じっとしていられず、早速作業を始めました。

ドラレコの本体はクッション材を巻いて、テールカウルに格納しました。これで、本体がテールカウルの隙間にピッタリ収まり、走行中の振動でガタつくことがありません。

フロントカメラとGPS受信器は同じ場所に並べて取り付けることにしました。二つ並べて取り付けるためのスペースを確認して、鉄板でパーツを作りました。

フロントカメラ用の両面テープも同封されていましたが、小さいボルト2本で固定すれば後から微調整できるので、両面テープは使わないで取り付けました。GPS受信器とスイッチには両面テープを使いました。

リヤのカメラもネジ2本で固定して、微調整ができるようにしています。カメラをどこにどうやって取り付けるかや、映像を確認して微調整しながらカメラを取り付けるのは、4輪だとカーディーラーにお任せだったから、バイクならではの楽しみですね。箱根を往復して、ドラレコをチェックしました。高速時や、やや荒れた道路でも映像が大きくブレることが無く、満足できる状態でした。映像をパソコンに取り込む作業も簡単でした。

泊りがけのロングツーリングには、SDカードを何枚か用意して、旅先の映像も記録したいですね。楽しみが増えました。ではまた

ドラレコ映像「湘南道路 フロントカメラ」 4輪の横をすりぬけるのは、バイクならではです。バックミラーが通り抜けられる余裕の幅さえあれば、ガンガンすり抜けます。しかし、そうとうな危険予知が必要で、バイク歴50年の私は、過去にたくさん痛い目に遭ってきました。やみくもに走り抜けたら、必ず事故ります。 ついこの前も、三浦海岸の渋滞している道路で、私を追い抜いて物凄い速さで車の横をすり抜けていった250CCのスクーターが、私の4台前の4輪が停止したのにもかかわらず、すり抜けようとしました。すると対向車線を走ってきた4輪が右折して激しくぶつかりました。右折の4輪を通してあげるために私の4台前の4輪が停車したのに、危険予知ができなかったんだな。スクーターは衝突の衝撃で転倒、右折した4輪の左前方はかなり壊れてしまいました。 ライダーはすぐに起き上がったから、重症ではないようだったので、先を急ぐ私はその横をすり抜けて事故現場を後にしました。

ドラレコ映像「湘南道路 リアカメラ」

ドラレコ映像「箱根新道 フロントカメラ」 箱根新道が無料になってからは、この道をよく利用しています。走りやすいです。カーブでバイクが傾くから、ドラレコの映像も傾きます。4輪では見ることができない映像ですね。

ドラレコ映像「箱根新道 リアカメラ」

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