1年前まで愛車だったCB1300SB
昨年の春まで乗っていたCB1300SBです。11年で6万km走りました。とっても良いバイクでまだまだ元気でしたが、それでもパーツのあちこちがヘタってきたから、乗り換えました。
シート下は収納力に優れていました
CB1300SBのシート下の容量はかなり大きくて、色々な物が搭載出来ました。後輪サスがオーソドックスな2本サスだから、容量アップしやすかったんでしょうね。
モデルチェンジしたCB1300SBと比較して、購入を決めたNT1100です
CB1300SBから乗り換えたNT1100です。買う前から、シート下容量は小さくて、しかもシートが2分割されているから使いにくそうなのは了解していました。最新のCB1300SBはライトがLEDになるなど改良されていますが、基本設計が1998年なので古いです。購入するバイクはこの2台のどちらかにしようと思って迷った末、最新技術が投入されているNT1100に決定したのです。CB1300には2台続けて24年間も乗ったから、走らせることの快感は十分味わったので、今回は新しい技術を体感できるNT1100にしたのです。
気になる箇所としては、シート下の搭載容量です
NT1100のシートを外して見ましょう。キー操作で外れるのは、この小さなパッセンジャーシートのみです。
シート下の搭載容量はとっても少ないです。非常用の雨衣くらいは入れたいのですが、入りません。前方のライダー用のシートはボルト2本で固定されていて、簡単には外れません。入れているのは車検証などの書類と僅かな工具です。
ライダー用のシートを外すと、こんな感じです。
ライダーシートの下にはバッテリーが搭載されていますが、なんと 斜めに取り付けられているのです。50年間いろいろなバイクに乗ってきましたが、こんな搭載の仕方を見るのは初めてです。よほど、スペースに余裕が無かったんでしょうね。 私は後付けでドライブレコーダーを搭載しましたが、本体をどこに積むかで苦労しました。ツーリング後に本体のSDカードを取り出して、撮影された画像を見たりブログにアップしたいから、SDカードが簡単に取り出せるようにしなければなりません。バッテリーの上やETC本体の上などに固定すると、SDカードの抜き差しが難しいのです。結局固定はせずに、コードを伸ばしてシートの最後部に押し込めておくことで解決しました。
クッション材を外すとドライブレコーダーの本体が出てきます。車体には固定していません。
NT1100は1本サスが車体の中心にあるから、後輪のストロークを大きくすることができて乗り心地や不整地での安定には良いのですが、シート下の容量が犠牲になっています。 この欠点を補うために大型のトップボックスが取り付けられるようにキャリアーラックが大型でシッカリしているし、両サイドに取り付けられるパニアケースも大容量です。これらをフル装備していれば、長距離のツーリングの時も問題なく荷物を搭載できます。 シート下の搭載容量だけをみてみると不満なNT1100ですが、クルーズコントロール、グリップヒーター、DCT(ダブル・クラッチ・トランスミッション)、小型のラジエター冷却ファンを2個付けてエンジンの排熱を左右に吹き出させ、ライダーに熱が直接当たらないようにして真夏でも快適など、最新の技術が投入されていますね。 燃費が良いし、あと何キロメートル走れるかを表示してくれるので、ツーリング中に燃料が少なくなってきても安心して次の給油場所の計画が立てられます。 大型のオートマチックバイクということで今まで乗ってきたバイクとは操作性や取り回しが違って最初は面食らいましたが、1年以上経過して走行距離も10000kmを超えた今では、その違いが楽しさに変わって毎回ワクワクしながら乗っています。オートマは「アーバン」「ツアー」「レイン」など状況に応じて選べるし、マニュアルにもできるから操作に飽きることがありません。楽しいですよ。ではまた
横須賀の風景
あまり視界が良くない東京湾に、横須賀港方面へ向かう護衛艦です。
海上自衛隊の敷設艦「むろと」です。観測データを送信するためのケーブルや観測機器などを海底に設置して潜水艦等の情報を収集し、対潜水艦戦を有利に進めるための支援艦です。そのため その行動は秘匿性が高く、関係者以外はどこで何をしているかは知りません。 行動は地味ですが、四方を海に囲まれている日本の海上交通の安全を守るためには、とっても重要な船ですね。
コメント
おはようございます。敷設艦「むろと」、一見地味ではありますが何気にステルス形状になっていて、その任務特性上何とも言えない不気味さを感じます。
自宅が飯能なので通勤途上入間基地の横を通りますが、そこにいつも駐機しているRC-2と同じ雰囲気ですね。時々何日かいなくなって突然帰ってくる。やはり何処で何をしているのか?な機体です。
もともと町田育ちで厚木や横田に降りる機体の音を子守歌にしていたので空が静かだと物足りなさを感じてしまいます(ふんわり・ゆっくりと降りて来るUS-1が大好きでした)。
因みに私が以前乗っていたCB750はもう全くと言っていいほど荷物の収納スペースがなく、どんな時もタンクバッグと荷物を括り付けるネットは必須でしたのでパニアケースとトップケースの付いたNTの積載量の多さには最初ビックリしました(笑)。
ところで私のNTにもようやくフロントのエクステンドフェンダー(オダックス製)が付きました。こういったことはじっくり腰を据えてやりたかったので購入しても付けられずずっと置いてました、色々な動画等を参考にしたら、朝から初めて2時間で出来ました。私のフェンダーはマットブラックでしたので塗装せずにそのまま取り付けてあります。
雨中走行(出来るだけしないに越したことはありませんが)での効果が楽しみです。
あと、以前コメントで書いたかもしれませんが、NTにハイオクを入れると走りが凄く良くなります、うまくは言えませんが低速時(特に発進時やUターンの時)に粘りが出て、走りやすくなりますね、更に50~60キロ位でエンジンがノック気味になる癖も軽減しました。自分の個体だけかもしれませんが、効果がはっきりと体感でき驚いた次第です、参考にしていただければ幸いです。長文失礼いたしました。
NT1100にエクステンドフェンダーが無事に取り付けられたんですね。おめでとうございます。 航空機にもかなり精通されていらっしゃって、話が合う人だと思いました。US-1を知ってらっしゃるとは、嬉しいです。私は海上自衛隊の航空学生出身で、ヘリコプターパイロットを55歳の定年までやっていましたが、同期にはUS-1やP-3Cのパイロットもいます。US-1の対潜哨戒機バージョンのPS-1には、熊本出身のとっても親しくなった同期がいました。パイロットになるための訓練中は車やバイクの運転は禁止されていましたが、彼は熊本の自宅からCB750を訓練部隊がある山口県下関市の下宿にこっそり持ってきました。私も教官たちに隠れて下関をナナハンでかっ飛ばしたのが楽しい思い出です。しかしその同期はPS-1の事故で新婚間もない時に亡くなりました。空を飛んでいると、何度も仲間が事故に遭い、そのたびに部隊葬をしました。私は幸運にも1機も壊さず、一人もけがをさせることなくパイロット人生わ終えることが出来ました。ちょっと身の上話をしました。では、NT1100を安全運転で楽しみましょう。