畳が傷んでしまった原因はシロアリでした
1階の和室に敷いていたシートを剥がしてみたら、畳の表面が傷んでいました。徳永畳店さんが来て畳を揚げてみたら床まで傷んでいて、シロアリが確認できました。
シロアリの侵入経路はガレージでした
三共消毒が調べたところ、和室の床下にシロアリは確認できませんでした。そこで自宅の外を調べたら、ガレージ内の和室に近い場所でシロアリの「蟻道」と呼ばれる痕跡が見つかりました。
三共消毒の消毒方法は!?
三共消毒の説明図です。毒エサを自宅周囲に設置して、それを食べたアリが巣に持ち帰り、仲間のシロアリに分け与える習性を利用して、巣ごと根絶する作戦です。
ベイト剤(毒エサ)が入った容器を自宅周辺を囲むように3メートル間隔で設置するそうです。以前はシロアリの巣があると推定される場所全体に薬剤を大量に撒いていたそうですが、消毒方法が進化したようです。
三共消毒との契約関係の書類の一部です。 初期工事費用に276000円、5年間毒エサの交換やシロアリ駆除の効果状況を継続確認するための費用として240000円、合計516000円かかります。突然の出費としてはとんでもなくデカいですが、このまま放置したら、もっとヤバいことになるから出費はしかたありません。
消毒作業が始まりました
三共消毒の作業員が2名で消毒作業を始めました。まず、薬剤を使う周辺の保護のためにビニールシートで覆う養生をしました。
床の間周辺の消毒
シロアリが確認された床の間周辺には、液体の薬剤が散布されました。木材の中にも潜んでいる可能性があるとして、ドリルで穴を開けて薬剤を注入していました。
玄関まわりの消毒方法
内玄関にも4か所3.5mmのドリルで穴を開けています。
その穴に液体の薬剤を注入していました。目地に小さな穴を開けたので、薬液を注入して穴を塞いだら、わからないくらい目立たなくなりました。
コンクリートにも穴を開けます
駐車場の穴開けには、専用のドリルを使っていました。こんな場所でも例外なく3m間隔で薬剤を設置するんだな。
容器と中に入れる棒状の毒エサ、蓋です。
土の部分に設置する薬剤セットです。容器と毒エサ、容器の天井部分に取り付ける円状の大きな蓋と中心部分の小さな蓋で構成されていました。
土の場所が一番簡単ですね。毒エサを入れる容器が設置できる広さの穴を掘って、容器を設置します。容器の中に棒状の毒エサを入れて蓋をします。
このように作業をして、シロアリの被害を受けた和室やガレージには直接液体の薬剤を噴霧し、自宅の周囲は3m間隔で毒エサをセットして作業が完了しました。半年後に畳を揚げてシロアリがいないか調べたり、毒エサの減り具合を確認するそうです。
消毒の翌日に畳が入りました
薬液が乾いた翌日、畳店が迅速に作業してくれて、新しい畳が入りました。
当初、畳のヘリの柄は同じものが無いとのことでした。 それでも徳永さんが仲間の畳店をまわって探してくれた結果、同じ柄のヘリを見つけてくれました。とっても徳永畳店さんには良くしていただきました。 というわけで、シロアリが判明してから、作業が順調に進み1週間経たずに作業がすべて完了しました。思いがけず大金の支出となりましたが、短期間で作業が完了したのは不幸中の幸いでした。 これからは、畳の日焼けより害虫の侵入防止のため、畳の上にカバーをするのは止めようと思いました。 ではまた
横須賀の風景
横須賀美術館では、横須賀市内の小中学生の作品が展示されています。
児童の作品が各学校ごとに展示されていて、拝観が無料です。この日は休日だったので多くの児童が家族と見に来ていました。
児童の夢が表現されていて、展示品をあれこれ見ていたら私も楽しい気分になりました。
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