母親の七回忌法要準備をしました

私の母親が亡くなってから、3月5日で6年になります。 仏教では、亡くなった日を1回目の祥月命日(しょうつきめいにち:故人様が亡くなられた日)としてカウントします。 つまり逝去日が一回忌、一年後が二回忌、2年後が三回忌と続き、6年後が七回忌に当たります。 そこで住職を自宅に招いて七回忌の法要を実施します。法要は七回忌に限らず、命日かその前に前倒しで実施します。法要が命日よりも後に実施されることはありません。 住職は毎回鎌倉のお寺からご自身で車を運転して横須賀に来られるので、道路が比較的空いている平日の午前に実施することにしました。

住職への志

住職は父親が亡くなった時に、葬儀を頼んだ葬儀社から紹介されました。 とっても徳のある立派な方なので、母親が亡くなった時もお願いしました。鎌倉にお寺があります。住職にお渡しするお礼は、仲介の葬儀屋からはお布施(お経料)とお車代だけで良いと言われましたが、良くしていただくのでお食事代も「気持ち」をお渡ししております。

床の間に常設してある置物や人形、帆船模型などをすっかり片付けました。 法要をどのように行うかは、各家庭により方針が違うでしょうが一般的には、三回忌までは盛大に行い、七回忌以降は小規模で行うようです。 住職を招いての法要はこれで区切りにしようと思うので、今まで通り床の間に三段の台を設置して飾り付けするつもりです。

法事のための掛け軸

掛け軸も普段は「天照大御神」ですが、法事には「南無妙法蓮華経」を掛けます。これは1歳で小児がんのため亡くなった私の弟の遺骨を両親が安置したのが、親戚が世話になっていた日蓮宗のお寺だったからのようです。 そのため、仏壇に置いてある弟の位牌が日蓮宗仕様なので、葬儀屋が鎌倉にある日蓮宗のお寺を紹介してくれました。 私は宗教にこだわらないからこのままで良いと感じています。 掛け軸はネットで検索して購入したものです。

床の間に「南無妙法蓮華経」の掛け軸をセットしました。

三段の台は父が亡くなった時に仏具店で購入したものです。シンプルな構造で簡単に組み立てられました。

お盆の時よりはシンプルな飾りにしました。それでも気持ちを込めて設置していきます。

準備ができました

法事の準備が整いました。明日の午前11時開始です。 手順としては他の場合と同じように僧侶による読経から始まり、参列者による焼香、その後一同での会食となります。 住職は食事を取らずに帰られるから「お食事代」も用意しました。 毎回自由食の徳のあるお話を聞いて、お開きとしています。 ではまた

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