9年間使い続けたバッテリー

YAMAHA WR250Rが動かない!!

07

日本海側では毎日雪が降り続いているようで、大変だと思います。横須賀でもそれなりに寒い日が続いています。寒いと2輪や電動アシストのバッテリーは元気が無くなりますよね。このオフロードバイクは買い物にも便利で使っていますが、先日とうとうアクシデントに見舞われました。冬場はバッテリーに負荷をかけ過ぎないようにエンジンスタートをしています。このオフロードバイクで出かける時の始動は、自宅前の下り坂を走りながらスイッチをオンにして、ギアを3速に入れてある程度スピードが出たらクラッチを繋ぐ方法で「押しがけ」と呼ばれるものです。朝一発目のエンジンスタートはエンジンが冷えていて、エンジンオイルも固めだから、バッテリーには負担が大きいのです。それさえ避けて走らせれば、目的の場所で買い物を済ませてエンジンをスタートする時にはエンジンが温まっていてスターターも軽やかに回るからバッテリーにはあまり負担をかけません。

先日もその方法でやりましたが、買い物を済ませてエンジンの始動を試みたのですが、スターターは弱弱しく回り、何回か試しましたが始動せず、最後は回らなくなりました。仕方なく、平地で「押しがけ」をやりました。下り坂と違って平地では自分がバイクを押して、スピードがついたタイミングでクラッチを繋ぎ、エンジンを始動させます。 軽いオフロードバイクといっても131㎏あります。 60歳半ばを過ぎた私には重労働でしたが、何回かトライしたらエンジンがかかり帰宅することが出来ました。

履歴を確認してビックリ!!

帰宅後、バイクガレージに掲示してある履歴を調べました。すると去年の4月まで乗っていたCB1300SFは11年間で2回バッテリーを交換していますが、このWR250Rはもうすぐ9年経つのに1回も交換していませんでした。こんなに長い間頑張ってくれたバッテリーに感謝です。 でもバッテリーを交換する必要がありますが、とりあえず充電してみることにします。

充電のため、バッテリーを外します

このWR250Rは「レーサーバイクに保安部品を付けただけのような」バイクだから、普段の整備性は全く考えていないようです。軽くするために極力余分なぜい肉をそぎ落としているのです。バッテリーを取り外すためにシートを外すのにも、普通のバイクならキー操作で外せるのに、ボルト締めしてあるから、2本のボルトを取ります。

ガレージで作業をするのに、この前造ったばかりのテーブルが早速役に立ちました。物を置くのに便利です。

左のサイドカバーも外したら、バッテリーが見えました。バッテリー本体はゴムバンドで車体に固定してあります。

ゴムバンドを外して、バッテリーを少し引き出しました。9年間一度も外したことが無いから、電極の周りに粉が噴いていました。 電極を外す順番は必ず「マイナス」を外してから「プラス」を外します。マイナスの配線が車体の金属部も通電の一部を兼ねているから、先に「プラス」の端子にセットしたドライバーが車体のフレームに触れたりすると、ショートして配線が溶けたり、最悪の場合車輛火災に繋がります。

私は知っていても勘違いして「プラス」から外さないように、ガレージの掲示板に記入しています。

外したバッテリーを充電します。

充電器で充電します。充電器はめったに使いませんが、いざという時あると助かります。

充電は久しぶりの作業なので、解っていても取説をもう一度読んでから作業を始めました。

バッテリーが復活しました

充電が完了して、バッテリーでエンジンがかかりました。しかし、かなりヘタっていることは確かなので交換の手続きをすることにします。ではまた

横須賀の風景

県立公園の菜の花が育ってきました。

中にはもう花が咲いている菜の花がありました。今月下旬には見ごろになるんでしょうね。寒さはまだまだ続きますが、少し春を感じました。

Pocket
LINEで送る
Facebook にシェア

コメント