海自横須賀基地 オータムフェスタ2023

横須賀基地の一般公開です

10月21日は横須賀基地が一般に公開される「オータムフェスタ」がありました。私も久しぶりに行ってみることにしました。近くの駐輪場にバイクを置いて、海上自衛隊横須賀総監部が見えるヴェルニー公園に来ました。天気が良くて海風が気持ち良いです。

凄い行列です

行ってみてビックリしたのは、ヴェルニー公園の端まで伸びた人の列です。横須賀基地の開放イベントでこんなに大勢の人が押し寄せるのを初めて見ました。私も列の後ろに並びました。手荷物検査をすることもあり、9時開場で基地内に入れたのは50分後でした。

基地内に入りました

基地の岸壁は、大勢の来場者で賑わっています。いつもなら米海軍側の岸壁に係留している海上自衛隊の潜水艦までこちらの岸壁に来て、一般公開をしていました。

SH-60K対潜哨戒ヘリコプター

岸壁の端にあるヘリポートにはSH-60Kが展示されていました。搭乗員と話をしたら、館山の航空基地から飛んできたそうです。私も現役の時に館山航空基地から何度も人員輸送などでこのヘリポートに着陸しました。直ぐ近くにJR横須賀駅や高速道路の高架橋があるから、風向きによっては進入経路がとても難しいヘリポートです。館山からは12分しかかかりません。自衛隊を定年して12年が過ぎて、展示に来たパイロットは知らない後輩だったから、私の身の上は話しませんでしたが、懐かしかったです。

音楽隊の演奏もありました

米海軍第7艦隊の音楽隊です。行進しながら演奏を披露しました。動作がビシッとしていて、格好良かったです。

続いて海上自衛隊横須賀音楽隊が「軍艦マーチ」や「宇宙戦艦ヤマト」を演奏しながら行進しました。もう冬制服での演奏で、ちょっと暑そうです。

最新護衛艦の見学をします

いろいろなイベントがありましたが、私が見たかったのはこの護衛艦です。

時々東京湾を航行しているのを見かけていました。レーダーで見つけられにくくするため、ノッペリとした外見が、とっても個性的です。

くまのJS Kumano, FFM-2)は、海上自衛隊の護衛艦。もがみ型護衛艦の2番艦。艦名は熊野川に由来します。海上自衛隊には同じ名前の護衛艦が昔、活躍していました。ちくご型護衛艦「くまの」です。私は江田島の幹部候補生学校を卒業して、グアム方面へ航海訓練で乗艦したのが、「よしの」「くまの」のちくご型護衛艦でした。名前が懐かしい護衛艦ですが、この最新護衛艦はそれまでの護衛艦とは外見が違っています。とってもノッペリしていますね。これは、敵のレーダー波を反射しにくい形状を採用してステルス性を向上した結果です。さらに省人化を追求し、約200人乗組員が必要だった従来型の半分以下の人員で運用ができるようになっています。

見学が終わりました

基地見学が終わってベルニー公園に戻りました。バラが綺麗に咲いています。奥に見える建物は「よこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸」です。ティボディエ邸は、横須賀製鉄所副首長をしたティボディエの官舎で、1869(明治2)年頃に建築され、2003(平成15)年の解体時まで本州最古級の西洋館でした。このミュージアムでは、その小屋組みを移設した実物展示のほか、日本近代化の礎となった横須賀製鉄所の歩みなどを展示しています。(出展:kanagawaparks.com)

翌日の新聞記事

翌日の新聞によると、12600人もの来場者があったようです。本当に来場者で何処も混雑していました。「出典:読売新聞10月22日朝刊」 ではまた

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