カメラの三脚が壊れました

DIYで活躍している三脚です

DIYで両手が塞がる作業などには、カメラを三脚に取り付けてタイマーで撮影します。数年前に買い換えたもので、コンパクトだからツーリングでも活躍してくれています。ところが、高さの調節ができなくなりました。ネジをきつく締めてもセンターポール(エレベーター)が一番低位置まで落ちてしまいます。良く調べてみると、ねじを締め付けるところのパーツが割れてしまっていました。

この三脚の構造は、ナットが本体に埋め込まれていて、写真左のつまみを回すとナットにねじ込まれて上下に動くセンターポールをちょうど良い高さで固定します。ところがナットを固定しているパーツが割れてしまつたため、機能が正常に作動しなくなったのです。

直すためのパーツを探しました

そこで、本体に埋め込まれているナットをシッカリ固定するアイテムを探しました。座金で押さえつけてナットが飛び出さないようにできるか考えました。しかし座金をシッカリ固定する方法は思いつきません。

そこで次に選んだのがこの鉄板です。何かの作業で開けた穴がちょうど良さそうです。肉厚の鉄板で、加工には手間がかかりますが強度は申し分ありません。

パーツを加工します

この鉄板なら、しっかり本体に取り付けられると考えました。取り付ける面に合わせて曲げてみました。余分な部分を切断します。

作ったパーツがこれです。このパーツを本体に取り付けるために、ステンレスワイヤーを通す小さな穴を開けます。

電動ドリルで4カ所に小さな穴を開けました。

かどをヤスリがけしてパーツが完成しました。

パーツを三脚に取り付けました

パーツを両面テープで本体に付けて、ステンレスワイヤーでシッカリ縛りました。

パーツを取り付けたので、肉厚になって今までのつまみがつっかえて使えません。ボルトとナットを組み合わせて写真右のつまみを作りました。これならスリムだから取り付けられます。

自作のつまみがシッカリ機能して、センターポールを固定したい高さで完全に止められます。

もう一ヶ所改良します

もう一ヶ所、この三脚で気に入らない点がこれです。普通にカメラを設置しても、最初から少し傾いているのです。反対側にもっと傾斜をさせることはできますが、水平方向には調整できません。このため、使う時は三脚の長さを調節して水平にするか、少しの傾きには目をつむっていました。

しかし、この際ここも改良して完璧な三脚に仕上げます。ヤスリをかけて水平になるようにしました。

仕上がりました。気になっていた箇所が改善されて、使い易い三脚になりました。ではまた

横須賀の風景

連休の中日、4日(土)の観音崎です。この日は横須賀も夏のような天気になりました。

海岸では子供たちが海に浸かって遊んでいました。

ボートで遊ぶ人もいました。11月になったというのに、本当に暑い一日でした。

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